昨晩、会社の人間が辞めるということで、送別会が執り行われたので出席したんですけど、どうも、私、こういう送別会のような予定調和的な行事が苦手なもんで。元来が、友達少ないし、つるむの嫌いだし、多との薄いコミュニケーションよりも、個との濃いコミュニケーションの方が実り多いと思ってるし・・・。


結婚とか家の事情とかで辞めていくのならまだしも、自分の目的、やりたいこと、なりたい自分が今の環境では達成できないという理由で辞めるのであれば、会社の行事として送別会なんか開かんでいいのにと思ってしまうのです。やるなら個別に、送りたい人間、飲みたい人間でやればいい。

ビジネスという場における、会社という一つの単位をを考えた場合、その単位は個人の様々な思いを抱合しつつも、一つの会社と言う組織が進むベクトルに向けて進んでいくものだと思うのです。そして、そこに所属している個々の集合体がその組織の人格を表しているのであれば、進む方向が違う=そこでやっていくことを諦めてしまった時点で、会社と言う人格から引き離されるはず。

だから、ビジネスという場の中でその組織でやっていくという前提の上でのコミュニケーションは大いに参加するべきだけれども、そうでなくなってしまった状態で行われる建前だけのコミュニケーション(送別会的な)ほど無用なものは無いし、危ういものは無いし、疲れるものは無い。

まぁ、私、元来がコミュ二ケートすることが苦手なので、表面的にはコミュニケートがうまそうという逆説的なアプローチを取ってきた人間だから、なんとかビジネスという場で生きていくことができているけど、そのビジネスという場の論理が本来はあるはずが無いのにありそうな送別会のような場所でコミュニケートするのが苦手なだけなんですけどね。

だから、送別会のような予定調和的な場に出ると、テンション下がっちゃうんだよな・・・。って言うか、そういう状況になると私本来の地である暗さが出てしまう。なぜなら、そういうところでコミュニケートする必然性を感じることができないから。これが、歓迎会だったら別な話なんだけど。

今まで、何度か転職をしてきたので送られる側に回ったことがあるけど、その時開かれた送別会もまた苦痛だったなぁ・・・。


そんなしょーも無いことを考えてる俺は、全く持って嫌なやつ・・・だな。(苦笑)