どっちも今年のららぽーと横浜に匹敵もしくは凌駕する2008年の目玉で、とにかく落とせない案件なんだけど、ぼちぼち動き出してきたなぁ。

aeon_rogo.jpg越谷レイクタウンプロジェクト、説明会申し込みが始まったね。



LAKE TOWN PROJECT

PROJECT形式でやるとは聞いてたけど、イオン本体とイオンモール合同でやるっていうことだったのね…。もっとトータルで包括的なプロジェクトにするのかと思ってた。SCコンセプトや環境デザイン、リーシングはどうするんだろうねぇ…。パース見て一抹の不安を感じた。(笑) 奥がイオン本体でリーシング、手前、新駅に近いほうがイオンモールでリーシングっていう分け方らしいが。

この越谷レイクタウンプロジェクト、ららぽーとTOKYO-BAY以上にでかい。店面で確か16万だったか19万平方メートルだったか、通常の規模のRSCが3つぐらい入る規模のいわゆる SRSC (スーパーリージョナル)。

両翼に核をおいて間をモールでつないで店面45,000平方メートルから60,000平方メートルの二核一モールが日本では標準的な郊外型RSCになるけど、これだけの面積になってくると二核じゃ足りないから、アメリカでよく見られる、四隅にコンパクト型百貨店的なものを置いて、それぞれをモールでつないで回遊性の悪いところを極力なくすようなモール構成でも考えてくるのかと思ったんだけどね。パースを見る限りだと、通常の郊外型RSCを二つ置いてるだけに見えるんだが。

まあ、先の話なのでまだ煮詰まって無いんだろうけど、どういったコンセプトと環境デザインに仕上げてくるんだろうね。

某百貨店が入る云々って話がだいぶ前から聞こえてきてるけど、ダイヤモンドシティ・ミューの三越を見てる限りだと、郊外型モールに果たして百貨店は必要なのかということも言えなく無いので、その辺がキーになってくるかも。

仙台名取に2月末にオープンするダイヤモンドシティー・エアリで三越がどれだけの修正をかけてくるかがひとつの試金石になると思う。

しかし、ダイヤモンドシティ・ミューに入ってる三越は駄目だね。やる気あんの?っていう感じ。もっと勉強して真剣に新業態を開発するぐらいの取り組みが欲しかった。エクレティカは良かったけど、あれはワールドだしねー。

そうなってくると、三井不動産や東京建物が進めてる核なしタイプのモールっていうのも間違った方向じゃないなぁ。ただ、コンセプトや環境デザインをしっかりやらないと、なかなか成立しにくいけど。その点三井不動産は専業デベロッパーだから、あれだけのものを作れるんだろうけど、果たしてイオンにそれだけの力はあるんだろうかねぇ…。


hankyu_rogo.jpgんで、2008年秋オープン予定の阪急西宮ショッピングセンター。核が決まったって言うことで、ニュースリリースが出てる。



「(仮称)阪急西宮ショッピングセンター」の核テナントに イズミヤ が決まりました
阪急電鉄が、阪急西宮スタジアム跡地(兵庫県西宮市)で開発を進めております「(仮称)阪急西宮ショッピングセンター」の核となる、総合スーパー業態(GMS)テナントに「イズミヤ」の出店が決定いたしました。これにより、同ショッピングセンターにおいては、既にお知らせしております、「阪急百貨店」 と TOHOシネマズ および オーエスの共同経営による「シネマコンプレックス」に、この「イズミヤ」を加え、すべての核テナントが出揃うことになりました。


ここはレイクタウンよりは小さいけれど、それでも、賃貸面積で10万平方メートルの規模。ターミナル駅そばだし、阪急百貨店は入るし、阪急沿線という所得の高い立地だし、言うことなしの鉄板物件。後は何が何でも入れるようにいろんなところへ手を回すしかないっていうことで。(笑)

このニュースリリースの時期を考えると、恐らく、春先4月とか5月とかに説明会をやる段取りになるんじゃないかなと予測されるので、出たいと思う人はよく注意しておくように。(笑)