aw.jpgUNY 三番目の新型モール、AQUA WALK 大垣が 10/27 にグランドオープンしたので行って来たけど、お客さん、かなり入ってたねぇ。しかも年齢層が幅広い。

大垣も含めて、岐阜エリアはモールの激戦区になってるんで、満を持して(笑)のオープンということで、どう勝負するのかなぁという興味もあったんだけど、後発というメリットを生かしての環境面での作りこみ及び、駅前立地のアドバンテージを生かしてのテナント構成で、コンパクトな中に凝縮感が出てて、コンペティターと比較して充分競争力のある良い仕上がりになってると思う。

一番近いところで、ロックシティ大垣がコンペティターになるけど、ここはマックスバリュー核の CSC なので、コムサ、グローバルワーク、ハッシュ等が入っていても、バラエティ感から、AQUA WALK 大垣の優位性は動かない。

南に下った 3km のところにはイオン大垣 SC があるが、春先に開いたばかりだけど、はっきり言って終わってる(笑)。とにかく、テナントに魅力が無い。ここはイオン本体が開発してるんだけど、こんな開発やってたらテナントなんて付いてこなくなるっていう典型。

最大のコンペティターは、11万m2級モールのモレラ岐阜だが、ここへ来て、だいぶ歯抜けになってきてるよう。以前、見に行った時は、規模感、テナント構成で出店しても良いかなぁと思ったけれど、商圏の広がりがそれ程無い所でどん詰まりの端のエリアでモールを開発しちゃいかんという答えが出ちゃったのかな…という感じ。上から取れればまだ良いけど、上はマーケットが無いエリアで、必然的に下から取ってこなきゃいけないけど、マーケットが存在する下からは距離感的に遠すぎると。

イオンモールなんかは足元が薄いエリアでの広域集客型開発が得意だけれど、あれは、両方向というか四方に必ず商圏の厚いエリアを持ってるところに開発してるから成立してるということで、ここを開発した商業計画研究所がコンサルに入ってるモール(草津やちはら台)はその辺を見誤っているように思うから敬遠しといた方が無難だということかな。余談だけれども(笑)。

AQUA WALK 大垣は、駅前ということもあって利便性が高いから来店客の年齢層も幅広く、来店頻度も高くなるだろうから、しばらくここの優位性は動かないだろうね…と言うか、この後に控えてる、AIRPORT WALK 名古屋も含めて、しばらく UNY さんは面白そう(笑)。

AQUA WALK 大垣のアウトラインは以下。



●名称:アクアウォーク大垣
●所在地:岐阜県大垣市林町6丁目地内
●敷地面積:約 66,000m2
●構造:鉄骨造地上3階建(3F・屋上P)
●売場面積:約40,260m2(アピタ4,000坪、専門店8,200坪)
●初年度目標売上:220億円
●駐車台数:約2,300台

アクアウォーク大垣 開店のお知らせ(1.ごあいさつ 2.アクアウォーク概要 3.ウォーク(モール)の特徴) PDF:43KB
アクアウォーク大垣(4.専門店一覧) PDF:37KB
アクアウォーク大垣(5.フロアマップ1階) PDF:550KB
アクアウォーク大垣(5.フロアマップ2階) PDF:420KB
アクアウォーク大垣(6.アクセスマップ) PDF:422KB
アクアウォーク大垣(7.アピタ大垣店の特徴) PDF:32KB