最近目にする機会が多かったので、YouTube で探してヘビロテしてたんだが、微妙な気持ち悪さ感が拭えなかったんだよね…。


曲単品で考えると、今時の若人(笑)が好みそうな内容だなぁとは思うものの、ま、ありだろう…薄っぺらい感じがしておじさんは聴いてられないけども(笑)という程度で、可も無く不可も無くだったんだが、着うた©先行配信で、ドコモのCM曲と連動して…っていう構図を見てしまうと、わかっちゃいるけど、どうも嫌悪感がこみ上げてきていただけない。

トリニダード・ドバゴ人と日本人のクォーターで、それっぽいルックスの青山テルマと、音楽家でベルギー人の母を持つ SoulJa っていうカードを揃えて、CM で見せるお決まりの光景。若年層が食いつくわな。上っ面を見れば微笑ましくも美しい光景で希望を持たせる内容になっているが、結局のところ、青山テルマもSoulJaも、そしてその楽曲も、その予定調和なあちら側の世界を担保するためのツールでしかなく、そのツールを媒介に、あの CM の描くあちら側の世界にミートした大人としての判断力を有さない年齢層から、携帯と言うツールを使って搾取しているに過ぎないにも関わらず、本質から目をそらさせるように、さも携帯とは何か特別なモノであるという印象操作を行っている所に吐き気を催す俺はおっさんですかそうですか、ハイ、旧い人間ということですな。