ダーク・タワー1 ガンスリンガー (新潮文庫)
スティーヴン キング 風間 賢二
新潮社
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それは、なぜかというと…ヘタレだから(笑)

怖いの嫌いなので、意識的にこれまでずーっと避けて来た作家の一人が、私にとってのスティーブン・キングなわけで、たぶん、現代の極上のストーリー・テーラーの一人として外してはいけない重要な作家の一人なんだろうけど、怖いものは怖いのだから、本読みの風上にも置けぬ奴と罵られようが致し方無し。

その怖さはどこから来たのかと言うと…小学生の時にテレビで見たキャリーの怖さで、そのキャリーの原作者がスティーブン・キングと言う事をスタンド・バイ・ミー公開時に知った時からですw

だから、この本も本当は読む機会も無いはずだったんだけれども…本が呼んだんだろうなぁ、たぶん。図書館でテケトーに何か SF 読みたいなぁと物色している時に目に留まっり、何となく手に採ったところ、なんと、ヒロイックファンタジーっぽいじゃありませんか(笑)

ヒロイック・ファンタジーと言えば、マイケル・ムアコックの一連の剣と魔法シリーズ。亜種ではあるけど、菊池秀行の D もそこに入ってくると思うし、更に当時から今だに読み続けている、栗本薫のグイン・サーガという大御所もある。であれば、キングであっても読めるだろうと思って読んだ所、何これ?面白いじゃん…てなわけですよ。

と言う訳で、もしかしたら、ホラー系まで食指が伸びそうなオカンが…キング初心者へのお勧めはなんでしょうかねぇ。(^ω^)