Journey through the Decade


節目が過ぎ、しばらく前に論語で言う所の第3クールに突入しているわけだが…

吾十有五而志于学
三十而立
四十而不惑 ← イマココw
五十而知天命
六十而耳順
七十而従心所欲 不踰矩

子曰く
吾れ十有五にして学を志ざす
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳従う
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず

論語 卷第一 學而第ニ

たぶん、客観的に見てもかなりの紆余曲折の経過だった10年なんだけど、過ぎ去ってみれば何て言う事は無かった。どんなに衝撃的なコトを体感しようとも、日常は淡々と続くわけで、その時間の連続性の中においては、全ては均質化し個へと収束して行き、振り返ってみればあんなこともあったなと。そこに人としての生きる強さがあるんだろうね。

とは言え、今日の自分は昨日の自分ではなく、明日の自分は今日の自分でも無いと言う事は、たとえ変わらぬ日常であっても、連綿と続く流れの中で変わって行くのが人としての常であるから、物理的な10年といつ月日が与えた変化は厳然と刻まれる。自分だけでなく関係する世界において。


 
 

死は唐突で理不尽に全てを奪って行く。
 
 

日頃から、生きる道行きの先には必然的に死がある、生きる=死へと向かう道程であると考えてはいても、あくまでも概念的なものとしての理解の域を超えられない。なぜなら、体験する術が無いから。

でも、人生の大半を過ごした近しい人の死を経験する事によって、それをより身近なものとして受け入れる事ができる。死とは、前もって準備なんかできるものでもない、唐突に、理不尽に、全てを奪って行くものなのだということを。
 
 

次のクールは「40にして惑わず」。
 
 

内なる世界ととりまく環境がどのように変わって行くかわからないけど、30代にて自身の地歩を固められたのなら多分惑う事も無いということだろう。自分がどうかは知らんが。(^ω^)

 
 

それにしても…仮面ライダー Decade 面白いねぇ。平成ライダー見てなかったので、見てるともっと面白いんだろうね。今度平成ライダー借りてこようっと。