モニター・アームは男のロマンでしょ。


かなり長いこと考えていて、今回ようやく満を持して作業環境をデュアル・モニター化した。購入したものは以下のとおり。

• PHILIPS 23型AH-IPSパネル採用ワイドディスプレイ 5年保証付 234E5QHSB/11
• サンコー 4軸式くねくねモニターアーム MARMGUS192B <34755>
• Donyaダイレクト シングルモニターアーム(1関節モデル) ※使用はアーム部のみ
• MacLab.　Thunderbolt （ Mini DisplayPort ） – HDMI 変換 ケーブル 1.8 m 1080p – ビデオ、オーディオ、マルチディスプレイ、ミラーリングモード対応【相性保証付き】
• SANWA SUPPLY iPad・タブレット用VESA取付けホルダー CR-LATAB5

モニター込み総額でざっと26kぐらい。Macを買い換えるよりは全然安いよねｗ

そもそも、今回、デュアルモニター化を行うにあたっての趣旨は、写真を現像するのに MacBook の13-inchモニター画面は狭すぎるという事。当たり前な話だけれど、等倍表示しないとピントが合ってるかどうかわからないので現像するのも一苦労。そんな状態が写真始めてかれこれ5年も続いている(笑)のが事の背景。

iMac の 27インチをいつかは買おうと思いつつも、デスクトップにしてしまうとベッドでのながら PC ができないし、それなら 15インチの Retina な MacBook に買い換えるかなと思うものの高いしお金無いし、Late 2008 Aluminum が中途半端にｗまだまだ現役で使えるので、外付けモニター買っちゃおうかなっていう事だった。どうせ外付けモニター使うなら、モニター・アームを驕って、タブレットとかも整理してしまえばすっきりするだろうな… と思って。

購入したもののザクッとした感想は以下参照。



ゲームをやるわけでもないので、取り敢えず綺麗に映ってベゼルが狭くてスマートなモニターを探して、その中でも最安のモノを選んだらこれになった。他に、IOデータや、ASUS, LGなんかからも挟ベゼルなモニターが出ていたけれど、こだわりは金額のみだったので。

最安のストアは NTT-X Store で、割引クーポンで15,980円也。ここは PC 関連商品が割引クーポンで結構安くなるのでなかなか重宝なんだよね。更に、今回、金曜深夜の注文だったんだけれども、休日出荷対応しているので、日曜日には商品が届いたのはなかなか素晴らしい。

余談だが、今回、こことAmazon, 楽天と、在庫あり商品を金曜深夜に注文したんだけれども、一番出荷が遅かったのが楽天だった(笑) 仕組み上仕方ないけどね。


モニター・アームは、モニターをある程度固定したらそう大きく動かさないので、ガススプリング式のような高めの仕組みはいらないと言うことで、手で微調整が可能な剛性感のある安価なアームをチョイス。これより安価なモニター・アームもちらほら見かけたけど、デスクへの固定クランプが一番しっかりしていそうだったし、現にしっかりしていた。

サンコーのこのアームの注意点は、レビューにもある通り、モニターのずり下がりとアームが硬くてくねくねしないという難点に対して対策を行わないといけないところ。

ウチはモニター・アームの支柱とアーム取付部にシリコンリムーバーを吹いて脱脂を行い、各関節部にはホワイト・グリスを吹いて馴染ませて使用。現状、一週間ほどの使用ではあるけど、ずり下がりは全くなく、ちょっと強めにではあるが両手を使えば関節部もすんなり動いているので、まぁ問題ないので対策前提でおすすめ。

・Donyaダイレクト シングルモニターアーム(1関節モデル)

これは、サンコーの4軸式くねくねモニター・アームに、タブレット用としてもう一本短めのアームを追加したくて購入。当初、サンコーレアモノショップの秋葉原本店へ行って、追加アームを探してみたけど、同じ4軸の長いアームか1関節の超短いアームしか単品では売っていなかったので、何かいい手は無いかとアキバをウロウロして入ったドスパラで見つけた。

サンコーのくねくねモニター・アームと全く同じ仕様のモニター・アームが売り場に並んでいて、更に関節が短いものがあったので、その場でスマホでネット注文(笑) ちなみにこれまた余談だが、この商品、平日午後発注であす楽対応だったけれども、届いたのは翌々日だった(笑) 仕組み上仕方ないけど、また楽天かよｗ


この商品は、VESA規格のアームにタブレットを取り付けるホルダーで、7インチから対応と謳っているけど、実際取り付けてみると7インチクラスのタブレットだと、ホルダー自体が大きくてホールド感が心もとないので、7インチ対応と謳わない方がいいと思うぞｗ

具体的にどうかというと、このホルダー、4箇所でホールドする仕様で、上下共に転び止めの爪（上部のみスプリング稼働、下部固定）、左右はスプリングで挟み込む内容となっているが、7インチクラスのタブレットに対しては、ランドスケープ時、上下の間隔が広すぎるため、下部の転び止めと左右の挟み込みでタブレットをホールドせざるを得ない。が、左右の挟み込みは緩いので、何かの拍子で簡単に落下してしまう恐れがある。

大きさ的には9インチクラスでピッタリかなぁという感じ。

仕方ないので、上部の爪の延長と、左右の挟み込みにLアングル付けて、ホールド感を増す対策を行った。


MacBook Late 2008 Aluminum はミニディスプレイポートからの出力は映像のみ対応で、音声まで HDMI へ変換してくれないので、スピーカー付きのモニターの場合、音声出力したい場合は、別途ケーブルラインが必要。購入した PHILIPS のモニターはスピーカーレスなので問題なし。

なお、この手の商品はピンキリなので、どれを買ったらいいか悩ましい場合は、ちょっと高くてもそれなりのメーカー製を買うのが吉。廉価な商品のレビュー見てると、すぐに使えなくなったりしてるからねｗ

ちなみに、Mavericks のマルチディスプレイはアップル TV 経由でワイヤレスで構築できるので、比較的最近の Mac であればケーブルはいらない。ウチの Late 2008 は残念ながら対応していないので、将来的にMacBook を買い換えたらアップルTVも買おうかな…。


以上。