ソニーの歴史を語った、『ソニー ドリーム・キッズの伝説』という著書の中に”全ては会長のために”なんて一章があったなー。

ソニーがMGM買収で基本合意~ITmedia NEWS:速報 2004/09/14 19:06 更新

ソニー連合がTime Warnerに競り勝ち、MGM買収で基本合意。米CATV最大手とVOD配信で提携するなど、豊富な資産でコンテンツビジネスに攻勢をかける。

コロンビア映画買収時にMGMも選択肢の一つであったし、このときもワーナーとは競り合っていたのだから、MGMの買収は15年越しということになるんですかねぇ。(笑)

既存のコンテンツを他から買い入れ自前のハードを通じて供給していくというアプローチが、ビジネス的には一番簡単と言えば簡単なんでしょうけど、自前でコンテンツを生み出していくピクサー的なアプローチも選択肢としては良かったような気が。

ピクサー社の設立は1986年、コロンビアの買収話が表面化したのが1989年。
ほぼ同じぐらいの時でしたね。

だからなんだと言うわけでもないですが。

やはり、ハード作りというものがDNAレベルでソニーの根底にはあるからなのかなとふと思いました。(笑)

ジョン ネイスン
発売日:2002/03
ソニーってこういう会社だったのね
ソニーにおける井深、盛田の話ってのは割と入ってくるもんなんですが、その後に続く話って実はあんまり知らなかったんでそのあたりが知りたくって読み始めたんですが、これは面白い。指揮者までまでやられる大賀というソニーのトップ、アメリカ人を代表に据えようとしていた事、コロンビア映画買収の話、そして今の出井社長。人間性剥き出しのところはよくある賛辞の伝記と違って読んでいてあきません。夢のためにエゴ剥き出しになる人間模様。ソニーを知る上で読んでおくべき本だと思います。…

※上記商品紹介画像は、地獄変00~一億円めざすぞ さんの、Amazonアソシエイト入力支援サービスを比較してみる というエントリーを参照させていただいて作成しました。
G-Toolsやamazletは知っていたのですが、こいつは知りませんでした。
有益な情報、ありがとうございました。と言うわけでTBさせていただきます。(笑)