わかっちゃいるけど、素直に対応できなくて、自己嫌悪に陥ってしまうという…。そのような対応がまた、対象にどういう影響を与えるのかをわかっているにも関わらず、逆の対応をしてしまうという…。駄目だな、自分。(苦笑)


 
自己嫌悪っていうのは、自己受容が低いからおこるメカニズムなんですよね。
自己受容、つまりありのままの自分を嫌悪しないこと。それがなかなかねぇ・・・。

自己変革・自己成長の前提には自己の受容が必要なんですけど、それができないっていうことは、自己がぜんぜん成長していかないってことなんです。年ばっかり重ねる割には成長はずっと停滞したまんまかー。(苦笑)

そして、自己受容の反対は自己否定です。
自己受容の低い人は、いやな自分、嫌悪すべき自分を否定し、まったく新しい自分に生まれ変わりたいと望んでいることが多い。けれども、そうした自己否定こそが、その人自身の問題の悪循環につながっているんですよねぇ。なぜなら逃げてるだけだからです。

まだ、私の場合、嫌悪すべき自分を否定しつつも肯定している分、良いのかな。まぁ、あれですわ。自己受容へのプロセスの途上ということですな。いつになったら自己受容できるかわからんですが。


自己嫌悪には依存が密接に関係しているんですよね。人との関係に依存がある場合、相手の意識に自分がどう写っているかが気にかかり、相手からどう思われるか、受け入れてもらえるかに神経をすり減らすんです。相手との間に、きちんとした関係が築かれている間はそんなものは表には出てこないんですけど、何らかの理由で相手に否定された場合、もうどうしようもないですねぇ。それは仕方の無いことなんですけど、それを受け入れることがなかなかできない。(苦笑) そうなると、もうだめですねぇ。ありのままの自分をさらけ出すことなんてできるわけも無く、自分が本来思っているように振舞うこともできなくなってしまい、違う自分を演じてしまう。その結果、そのことに対して自己嫌悪という手段を使って逃避してしまうという罠。(苦笑)


そう言えば、子供の頃からそうだったなぁ・・・。だから昔っからの友達っていないんですよねぇ。他者への依存が強いだけに、否定された時に受けるダメージが大きいという。(笑)


■参考:カウンセリング辞典(誠信書房)