がまとまりましたねぇ。5月にも議員立法ということで提案を目指すようです。自民公明の提案は現在の届け出制を登録制に、民主党は許可制にという内容になっていると。私、ペットショップの出店なんかしたことがあるので、ちょいと気になりました。

悪質ペット業者、営業停止も 与野党が動物愛護法改正案 :Sankei Web
ペットの販売や飼育をめぐるトラブルが多発する現状を受け、自民、公明両党は9日、動物愛護管理法改正案の概要をまとめた。悪質業者に営業停止命令を出せるよう、動物取扱業を現在の届け出制から登録制に移行させることが柱。野党とも協議し、5月にも議員立法で提案を目指す。


現状のペット業界の実態はほとんどわかりませんが、どういう形になるかわかりませんが、何らかの明確な規制を受けることは確実だと思います。現状の届け出制という、あってないような法規制を考えたら、良いことなんでしょうねぇ。でもまぁ、ペットを売る側、買う側のモラルの問題だとは思うので、その辺の改善をどうやって業界が取り組んでいくのかが一番問題のような気がしますが。

それにしても、この辺の話って、ペット業界(特に販売を行っている側)がどういう働きかけや意思を主張しているのかが全く紙面なんかからは見えてこないんですよね。元々、パパママショップ的なお店や、農業の傍らブリーダーをやっている人なんかが多いせいかもしれませんが、業種として成熟していない。業界団体として、全国ペット小売業協会というのがありますが、どういう活動を行ってどういう結果を出しているのかもよくわからないし。業界大手のショップが名を連ねているようですが、昨年の10月から更新も無いですね。(苦笑)

大丈夫なんですかね、ペット小売業界。ペットを販売している側の考えを積極的に伝えていくと同時に、生き物を販売するという責任をどう果たしているかを積極的に開示していかなくても。そうじゃないと、ペットを販売するということ自体が規制を受けてビジネスとして立ち行かなくなるような気がするんですけどねぇ・・・。

■参考サイト
動物の愛護・管理について:環境省自然環境局
全国ペット小売業協会

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