こんな道が何処に続くのさえ
わからずにいるけれど 立ち止まりあなたを見失う方が悲しいだけ 想いを裏切る強さに気付けば 虹へと変わって この橋もわたっていけるのに どうして躊躇うのだろう ~鬼束ちひろ
本当は確信があるわけでも、確かなヴィジョンがあるわけでもないかもしれない。過去からのつながりの延長線上に未来というものが確かにあるのなら、今をどう進むかという事だけにコミットすればいいのではなかろうか。過ぎていった日々、終わっていった人との関係、それら全てが自分を構成している一部となっているのだから、捨ててしまうものは何も無く、それらに対して未来の自分をどう提示するかだけであろう。そして、それは、自身の希望となり、また、終わっていった人たちの希望へともつながるのだから。
Sugar High (通常盤) 鬼束ちひろ 東芝EMI 2002-12-11 |