burrn.jpg何年ぶりだろうなぁ、BURRN! なんか買ったの…。20年近く振りか。たまたま、本屋で時間をつぶしてたら、表紙のエディ・ヴァン・ヘイレンが目に入ったので、何の気なしにパラパラめくってみたら、マイケル・アンソニー(b)の“バンドは解散状態”という10ページ近くにわたる独占告白記事だったので、即行レジへ…。

偉大なるパーティバンド-Van Halen-

80年代の HM/HR シーンを通して語られることが多いけど、そのルーツはツェッペリンやエアロスミスなんかにあるんじゃないかなぁ。どっちかって言ったら70年代にぎりぎり間に合ったバンドだと思うけど。

ディブ・リー・ロス(vo)が参加していた80年代半ばまでのヴァン・ヘイレンのサウンドがすごく好きなんだよね。初期の頃のアルバムなんか、全部ライブで録ってて、そのグルーブ感がとても心地良くて。サミー・ヘイガ(vo)ーのヴォーカルも悪くはないけど、バンドとしてはどうだろうねぇ。ディブ・リー・ロス(vo)脱退後のサミー・ヘイガー(vo)時代は、音楽的にもっと洗練されてコマーシャルになって、バンド全体の音楽的技術(レコーディング)はディブ時代とは比べるまでも無いぐらいにあがってるけど、バンドとしての観念的な音の強さはディブ時代の方が数段上だったと思う。

グレイテスト・ヒッツそんなこんなで聴かなくなっていたんだけど、90年代の半ばぐらいだったか、ディブも参加したベスト・アルバムが出て、その時、ディブがバンドに復帰するとかしないとかいう話があってかなり期待してたんだけど、結局は元エクストリームのゲィリー・シェローン(vo)が加入して、アルバムがリリースされて…。でも、ゲィリー・シェローンが即行で脱退して、今度は、エディが癌になったなんていう話を聞いたから、もう演らないのだろうと思ってた。

その後は、追っかけてなかったので、あんまりよく知らなかったんだけど、癌を克服し、サミー・ヘイガーが電撃的に復帰してツアーをやったなんてことを小耳に挟んだので、そのうちアルバムのリリースがあるんだろうなぁと思ってたら、ほとんど解散状態だったとは…。

マイケル・アンソニー本人が知らない間にバンドをクビになってたなんて。ディブはヴォーカリストじゃなくなってしまったようだし、エディとサミー・ヘイガーとの間は相変わらずのようだし…もうバンドとしてのヴァン・ヘイレンは聴けないんだろうなぁ…と寂しい気持ちになりつつ、マイケル・アンソニーが最後に“この先、復活することが絶対にないとは言わないよ”と言っていたのに一縷の望みをつないで、復活を期待。

 
 
それにしても、いい歳して電車の中で BURRN! を読むのはちと恥ずかしかった。(苦笑)