parktower.jpgうちの奥さんのプチ後輩が披露宴を東京プリンスホテル Park Tower でやるっていうから、こりゃ行かねばならんということで堤義明氏の最後の仕事を見てきた。

都市計画公園指定地域ということで敷地の80%を公園として整備する必要があったのと、コンベンションホールを大きく取ってるようで、インショップはそれほど…という感じだったけど、この立地だから必要最低限のテナントで良いっていうことなのかな。ただ、プライベート感覚のボーリングサロンは秀逸っぽかった。中まで入ったわけではないけど、外から盗み見した感じでは、4レーンのこじんまり感がプライベート感を増してて、レーン毎に仕切りができるので個室感覚で遊べるようになってる。内装もサロンっぽい雰囲気でラグジュアリー感があって、大人がさくっと遊ぶには良い空間っぽい。ボーリング好きの堤義明氏のこだわりが感じられるなー。

基本設計は東京都庁やフジテレビで有名な、故丹下健三氏。外見を見る限りでは、ぽくないなぁっていう印象だったんだけど、中はしっかりコンクリートとミラーの硬質感が全面的に採用されてて、モダンなラグジュアリー感が醸し出されていた。まさにアーバン。概観が割とオーソドックスな感じだったのは、芝エリアの緑が多い周辺環境に調和させるためだったのかなぁ…。客室フロアも見てみたい!と思って忍び込もうとしたけど(笑)、客室へ行けるエレベータホールへ入るには IC カードが必要なようで入れなかった。残念。一度泊まってみるかな。(笑)

tokyot.jpg案外パークタワーが狭かったので、見るとこも見ちゃったし、最近何かと話題の東京タワーへ久しぶりに足を延ばしてみた。

こいつは耐震構造の父と呼ばれる故内藤多仲氏の設計。施工は1610年からの老舗、竹中工務店

変わりましたねぇ、東京タワー。2年ぐらい前に、当時あそこの横にあった IY 本部へお邪魔するついでに寄った時は、海外からの観光客に見せるにはやばいぐらいの駄目さ加減がぷんぷんに漂った施設だったんだけど、随分ときれいになりましたねー。マックやファミマ(だったかな?)が入ってるのにはびっくりした。(笑) あのいわゆる観光地によくあるみやげ物屋の集合体は健在だったけど、小奇麗になってたし。これなら許せる感じだった。

だけど、いただけなかったのは、なぜに自販機で買う缶コーヒーが150円なのよ?高地にあるわけでもないのに…せこっ。(笑)

まぁ、それはそれとして、同じタワーと名がついてても、俺としてはやっぱタワーっぽいのは東京タワーだな…。