買う気充分なのに、必要なことをきちんと話さないで隠すから、不信感が生じてその気がなくなるのになぁ。高い買い物するんだから、実印押す前にきちんと全部自分で調べるのはある意味当たり前だと思うが。と言うことは、そのことを前提に営業するべきだと思うんだけどねぇ…と、この前ある高い買い物をして思った。

嘘をつ…いてるわけじゃないんだろうけど、必要最低限のことしか説明しないスタンスで臨むのは、隠さなきゃいけない何かがあるんじゃないかって下手に勘ぐられるだけのことで、あまり良い事ない。ノルマが決まってて、月末だから成績あげるのに成約とりたいのはわかるけどさぁ。そんな営業の仕方するから、こっちは電話してあの人信用できないんだけどって言わざるを得ないわけだし、その人だけでなく、その会社全体を不信に思わせる結果となるんだから、それなりの経験をつんできてる大人なら、もうちっと考えた方がいい。

全てに正直になれとは言わないが、隠し通すのなら、最後までばれないように隠し通すぐらいのことで無いとね。

方や、大家と揉めて退店せざるを得なくなって、大家と微妙なやりとりをしてる最中の案件だって言ってるにも関わらず、その案件を仕入れようと、しれっと大家に連絡して、大家に「自分のことを誰から聞いたのか?」って聞かれて、言うを事欠いて俺の会社の店舗の人から聞いたなんて言うのなんかあり得ん。不動産商売は信用が鉄則だっていうのに。100歩譲って、こっちから大家の情報を流したとしても、それを言わないのが当たり前の話だろ。

新人だったので教育がなってませんでしたって謝罪されてもねぇ…。どんなに良い不動産情報を持ってたとしても、その会社へのこっちの見方が変わるわな。

嘘をつくならつくで最後までばれない嘘をつかないと、仕事じゃ通用しないだろう。

いずれにしても、どっちも、どうも対人スキル的な部分での機転を効かすということに全く欠如してる。営業だけじゃなくて、仕事において、いや、仕事以外でも重要なことって、相手に合わせてこちらを変えて対応していくっていうことなんだけどねぇ。

そういうことって、結局は生きていくための方法論だと思うんだけど、そういうことが欠如してる人が最近やけに目に付くのは、それだけ俺が年をとってきたっていうことなのかな。あるいは、旧い考えの人間になっちゃったんかねぇ…。(苦笑)