インファナル・アフェア
ユウキ氏、先日は時間切れタイムアウトでぶちっと終わってすみませんでしたー。また村上龍ネタとか本読みネタで色々と盛り上がりましょ…今度は映画ネタでヨロ。メール(border.garaku@gmail.com)へでも連絡くださいな…と私信を含めつつ(笑)、久しぶりの独り身状態だったので録りためてたインファナル・アフェアを一気見。
ハリウッドでリメイクされた(見てない:笑)けどどんなもんなのよと、かなり斜に構えて見始めたんだが、何だこのノワール。物凄く良いじゃマイカ!
アンドリュー・ラウで見たことある映画って “頭文字D THE MOVIE” だけだから、正直期待してなかったんだけどね。
トニー・レオン、アンディ・ラウ、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、レオン・ライ、チェン・ダオミン、ケリー・チャン…全員が全員、圧倒的な存在感を醸し出しながらも抑えられた冗長でない演技でアンドリュー・ラウが意図した “終わりの無いこの世の地獄” という主題を一貫して描ききっている。
惜しむらくは、2 がいらないかなぁ…。ラストの3へ持っていくに当たっての説明という意味合いで必要な部分なんだけど、あそこまで引っ張らんでも、1 か 2 のどちらかへ挿入して集約させればもうちょっと密度が上がって更に濃い物語になったと思う…がそんなことは些細な事で見終わってここまで余韻に浸れる映画は久しぶりだった。
と言うわけで、スコセッシ版のリメイク “ディパーティッド” を借りに行って来よう。
それにしても、ケリー・チャンは(・∀・)イイ!!