銀座モザイク
ノラショップ – NORA SHOP via kwout
久しぶりに銀座モザイクを覗いてみたら、何か見慣れないショップが入ってた。銀座モザイクっぽくないショップだなぁと思って家に帰ってから調べてみたら、セシールさんだったのね。店頭見て、何か微妙な品揃えだなぁと思ったんだけど、それで納得。
それはそれとして、銀座モザイク。うちのブログに検索で訪れて来る人もいるようなので、背景の整理とちょっと前の状況を差し支えない範囲で箇条書きw 直接聞いた話では無いので、事の真偽は自分で調べてね。
- 東急不動産が東芝不動産より、2007年9月に東芝銀座ビルを約1500億ぐらいで取得。
- 東急不動産は建て替えを前提に、各種調整。
- 店子のうち、阪急以外は契約切れ等で順次退店。
- 阪急は普通賃貸借契約をタテに契約継続を主張。
- 東急は建物老朽化に伴い建て替えは必須なので、契約切れと同時に退店するよう阪急に申し入れ。
- 2008年12月頃、東急不動産が阪急の件で裁判所へ調停依頼。
- 東急不動産が、阪急と契約しているテナントに直接(阪急に仁義を切らずにw)、” 建て替えるので営業継続はできません” 的な書面を流す。ちなみに、東急の事務所と阪急の事務所は銀座東芝ビルの同じフロアにある(笑)
- 2009年3月末、調停が不調に終わる。
今現在の状況がどうなっているのかわからないが、阪急と契約している各テナントも残る残らないで、色々検討していると風の噂に聞く。
東急は確か SPC 方式だったかで銀座東芝ビル取得の資金調達をした筈なので、投下資金を改修するには待った無しの状況が近づいて来ている様に思う。
となると、次の一手は訴訟になるけど、普通賃貸借なので阪急さんの権利が強い。よって、立ち退きを理由に訴訟を起こす事は考えにくいから、訴訟を起こすとしたら、建物の老朽化を主眼としたものにならざるを得ないだろう。そうなると、訴訟の内容としては、東急さんの旗色が悪いと言わざるを得ない。
テナントとして入っている GAP さんが、銀座ヒューリックビルでのフラッグシップショップとここを2店体制でやるとは考えにくいので、必然的にいつかの時点で GAP さんは銀座モザイクを出て行くという答えが導き出される。そう言った部分では、阪急さんもなかなか厳しい状況。
…って言う事は、東急さんが訴訟を起こして、阪急さんが粘るだけ粘って、和解金或は何らかの条件付けで解決っていう結論になりそうな気がするけど、どうなるだろうねぇ。