Today's moon
良い月が出てたので、これは撮るべしと言う事で、Panasonic GF1 に Nikon のマウントアダプターつけて、Sigma のズームで 600mm 手持ちでチャレンジしたのがこれ。Yamaki 氏、リベンジしたよーw

正直、手持ちだとこれほど難しいとは…。

何が難しいかというと、背面液晶だけだとピンが来てるのかどうかが全くと言って良い程わからない点。EVF があればまだ状況が変わったかもしれないが…。

GF1, マニュアルアシストが付いてるんで、背面液晶に対象を拡大してピン合わせができるようになってるんだけど、夜間に 600mm の長物を手持ちで対象を捉えるのは正直至難の技。ちょっと油断すると、ぶれて背面液晶ファインダーから対象が消えてなくなる。

更に、液晶ファインダーの欠点として、対象がファインダーから外れて捉え直すと、コントラストの応答に時間差が生じるため、測光してちゃんとした絵が表示されるまでのタイムラグがピン合わせを難しくしている。

一応手持ちに拘ったので、カメラをベランダの柵にホールドしつつムリクリ撮ってこれが限界かなぁ…。何事も経験と言う事で、今回は頑張って撮ったけどw,写真を撮る腕を磨くのとは違う方向の GF1 固有の経験値の蓄積になってしまうので、次回 GF1 で撮る時は素直に三脚で撮ることにする(笑)

で、せっかくなので、GF1(M4/3) と D2H(APS-C) ではどんだけ違うの?という比較を以下にちょろっと。

画素数の違いだけれども、GF1の画素数は1210万画素で D2H は 400万画素。同じピクセルサイズでトリミングした違いは以下。flickr に飛んでもらえばピクセル等倍で見れる…はず。

Panasonic GF1's moon 1024x683
Nikon D2H's moon 1024x683
同じピクセルサイズでのトリミングで、これだけ対象の大きさに違いが出る。フルサイズで300mm の場合、M4/3 で600mm, APS-C で 450mm の焦点距離となる上に、画素数で3倍違うので、これだけのサイズ感の違いが生じる。

んじゃ、オリジナルサイズだと、どういう写り方になるのかというと以下参考。
Panasonic GF1's moon OriginalSize
Nikon D2H's moon OriginalSize

で、今回、同じ対象を別日だけれども撮ってみて感じたのは、やっぱり M4/3 は M4/3 だなぁと。ピンが甘いというのはおいといてw、400万画素しかない旧型にも関わらず、表現力と言う部分で APS-C が圧倒的に上。

まぁ、使用したレンズがシグマの Nikon マウントなので、M4/3 に最適化されたレンズであれば、もっとポテンシャルはあがるのかもしれないけれども、GF1 は一眼とは言え、メインにはなりえない…すなわち、そのコンパクトさを生かしてコンデジ的に使いつつ、でも RAW でそれなりの絵が撮れて、しかもマウントアダプタで遊べる…良く出来たおもちゃというのがウチのスタンスという事で〆(笑)