DANNER SLUSHER 5 EYELETS KHAKI
Danner と言えば、1979年に発表された、世界初のゴアテックスを採用したブーツ、Danner LIGHT が定番だけれども…如何せんお高い(笑) なので、DANNER は自分の中で高嶺の花だったんだけど、その DANNER から可愛いレインブーツが出てたので思わず一目惚れしてお買い上げ。

DANNER SLUSHER 5 EYELETS KHAKI …価格もそんなに高くなかったっていうのも手伝って、自分へのクリスマスプレゼントと言う事で(笑) 履き心地も良いし軽くて結構お勧め〜。

それにしても、昨今、ファストファッション流行だし、日本のマーケットでは長い事、店頭起点の売れ筋特化型短納期 MD が結構幅を効かせてたけれども、ここへ来て潮目が変ってきてる感じ。


某スウェーデン系ファストファッションなんかも、あれだけ爆発的にはやったにも関わらず、ここへ来て売上が落ち着いてきちゃってて、郊外型の店舗に関しては、ユニクロさんの大型店舗標準売上と大差ない感じになってきてるし。ワールドさんも何だか不調気味で、自らの売れ筋集中特化型ビジネスモデルを否定する様な発言もあったとか無かったとか…。ポイントさんは、店頭起点 MD から SPA への大転換を実施中で、急速にブランディングというものを打ち出し始めてるし。

まぁ、流行廃りは世の常、しかもファッションの世界では繰り返し波がやってくるから、ちょうど今はブランド背景がしっかりした所が見直されてる時期なのかもしれないけど…。売上や流行によってでっこみ引っ込みはあるけど、それでも、最終的に問われるのはそのブランドの確固たるアイデンティティなのは変らない。

そういったブランドが日本国内からカジュアルなカテゴリの中でもっと出てくれば面白いのにね。何も、価格競争力を付けるためにビジネスモデルをグローバル化するだけが、成長へ向けてのやり方では無いと思う。メイド・イン・ジャパンで付加価値つけたブランディングも可能。何せ、世界に冠たるものづくりのクオリティは今だ持ってるのだから。

吉田かばんしかり、EVISU ジーンズしかり、フォーナインしかり。

Danner の Danner LIGHT, Timberland の 6inch PREMIUM BOOT、Red Wing の CLASSIC WORK, LAVENHAM のキルティングコート、 Eddie Bauer のゲッデスパーカー等々、ちょっと目を外へ向ければしっかりとした背景を持ったプロダクトを抱えているブランドは数多あるので、メイド・イン・ジャパンで同様のビジネスが今後できればなぁと最近思ったりしている…って誰かやらない?(笑)