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そうそう。この感じなんだよね…。この絵は、S3pro でダイナミックレンジ・ワイド設定でさっき撮って、アンシャープマスクだけかけた撮って出し。D2H の絵作り(コクがあって骨太)とはちょっと違って、繊細な感じ…かな?

2004年11月末発売のオールド機だけど、今の最新エントリー一眼なんか目じゃないし、下手したら D300 とかよりも全然良い…かも?w それでもって中古で20k台だもんね。コストパフォーマンス高い。大事に愛用してる人が多いのはすごくわかる。

最大の特徴は、スーパーCCDハニカム SRII を搭載し、ダイナミックレンジを飛躍的に拡大したころにより、銀塩フィルムに迫る高画質を実現した(当時)という点。なので出てくる絵が結構良いので、フォトスタジオや証明写真ボックスなんかに使われる事が多かったのはわかるなー。フィルムメーカーっていうのもあるんだろうけど。ちなみにボディは Nikon D80 F80 ベース。

このスーパーCCDハニカム、富士フィルムが開発した八角形のハニカム構造を採用したCCDイメージセンサで、技術的構造は以下。

スーパーCCDハニカム
CCDセンサ自体の形状を8角形にして45度傾けて配置することで、集光面積が広がり、高感度、低ノイズ、高ダイナミックレンジを得られるとされている。また、縦横方向の有効画素ピッチを1/√2倍に短く仮想出来る画素補間計算を併用することで、理論上では同一画素数の通常のCCDに比べ2倍の有効画素数(格子状データ)を得ることが出来、仮に実効200万画素の場合、最大400万画素までの有効画素数を得られる。 逆に、同じ有効画素数であればCCD実効画素数を低く抑える事が出来るのでCCD動作電力が比較的少ないという特徴もあるが、その後のデータ処理が複雑になることによる電力消費増大を考慮するとメリットとは言えない。

同じ構造を採用しているコンデジ FinePix6800Z ポルシェデザイン、絵が奇麗で当時欲しくてたまらなかった記憶がある。


他に、このカメラの良い所はマウントが F マウントなんで、Nikon のレンズ資産が使える所。だから、今だに現役で使われてるっていうのもある。更に、バッテリーが単三乾電池仕様なんで、バッテリー切れしても電源が入手しやすいし、バッテリー重量が軽いから、全体的に軽くて取り回しが楽。まぁ、逆に、軽いんで手振れに関しては、メイン機で使ってる D2H より気を使う。シャッター自体は電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッターで、D2H と変わらないんだけど、シャッター音が静かで D2H に慣れちゃってるから、押してる感じがあまりしなくて力入っちゃうっていうのもあるけど (笑)

しばらく使い倒して慣れるようにしようっと。最後にもう一枚。これは現像時に露出と周辺光量落として出したやつ。参考まで〜。
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