Shinjuku moratorium #3
Sonyの NEX, 色んなとこで言われてるけど、APS-C のセンサーを奢ってるわりには、標準キットレンズのパンケーキの写りがよろしく無い。

画質的にも、以前所有していた Lumix GF1 の方が断然良かった。アレはアレで、キットの20mmのパンケーキレンズが秀逸っていうのもあるのだが、4/3 センサーに APS-C が負けてどうすんだよ…と思いもするけれども、マーケットはその辺りがやはり敏感で、中古価格にきっちり差が出るから、ウチみたいに安いし買おうっと思う輩も出る訳で、それはそれで市場原理が働いているっちゅうことですな(笑)

操作系に関しても、コントロールホイールでのアレコレというスタイルなので、マニュアルや設定変えて撮るにしてももう一つと言う点も否めないし、カメラの筋としては、パナソニックやオリンパスなんかの4/3陣営の方が遥かに良かったりする。

…でもね、オプションのフィッシュアイ・コンバーターレンズを付けると 10mm F2.8の対角線魚眼レンズと同等の画角になって、低コストで魚眼が楽しめるのと、意外に写りも悪く無くなる。

それと質感がそこそこ良くて手に持つ喜びみたいなモノがあってすこぶるよろしいw 昔のにはそれがあったんだけど、最近のソニーものにはそういの無かったもんなぁ…。APS-C のセンサーサイズを如何にコンパクトにまとめるかという結果のデザインも、傍で見てる分には何か妙なデザインだな…と思ったけれども、手に持つと意外にしっくり馴染んでるし。わるくないわるくないw

しかし、魚眼ってなかなかムズイのね。構図は取りあえず置いとくとして、水平出すのが結構難しい。ましてや、ライブビューでディスプレイをチルトさせて、腰だめで撮るってスタイルが主だから、カメラが傾きやすい。内蔵電子水準器があったらよかったのになぁと思わなくも無い…かな。

ま、でも、コンデジ代わりで遊ぶにはやはりお勧め。後継機が出て生産終了投げ売り状態になってるので、買うなら今ですよ奥さん!って誰?w

んでもって以下にもう一枚作例。

最初の写真は、所謂、インテリジェントなオートでパパラッチしたもので、下のはマニュアルできっちり構えて撮ったもの。
Shinjuku moratorium #1
良くは無いけど悪くも無いということで。