どう転んでも違法なんだけれどね。んが、しかし、MADで見て本編に興味を覚え、買ったり借りたりするという流れは確実にある。ウチで言えば、マキシマムザホルモンや HELLSING OVA…エトセトラ。

んで、「戦闘妖精・雪風」…これの初出を読んだのって、確か15だか16だかの時だったからもう30年近く前か…。神林長平と言えば、その後の火星3部作の最終巻「膚の下」がとても良くて、その印象が強く雪風はすっかり忘れてたんだけれども、ようつべでMADなアニメを色々と漁っていて目についたのが、ドックファイトのシーンがあまりにも格好良い雪風のMADだった。

SF小説がある意味アツかったあの頃に思い描いた未来とは、今現在は若干異なったものになっているけれども、ここで書かれているものはそんな時代の流れを感じさせない完成度の高いものだったと記憶。

改訂版も出されて、第2部も刊行されたところまでは覚えているけれども、第3部も刊行されていたのね…。残念ながら、今現在の国内における（世界的にもかな…）SFの取り扱い方が残念な感じになってるのもあるのか、図書館でもSFカテゴリの蔵書があまり無いので読めてはいないのだけれども…買えば良いって話もあるが(笑)



という事で、取り敢えずはOVAを見て昔を思い出そうと思って、借りてきたんだけれども…

うーん…これはちとハズレかな。良いのは戦闘シーンと全体に流れているトーン。内容的には原作の方が何倍も良しだねー。

ちと残念な結果だったが、まぁドッグファイトシーンはやっぱり格好良かったので良しとしよう(笑)