名駅から徒歩15分ぐらいの所に高級陶磁器で有名なノリタケ本社と工場跡があり、その敷地内に創立100周年の記念事業として陶磁器に関する複合施設「ノリタケの森」がある。そこでこの時期、鯉のぼりが泳ぐと言う事だったので、仕事のついでにちょっと寄ってみた。

鯉のぼり自体は期待した程…という感じだったけれど、ノリタケの森は創業以来の工場があった跡を開発されており、昔ながら赤レンガの陶器工場建物や、当時工場に使われていた6本の煙突を建物解体時に切り離してモニュメントにしてあったりと、憩いの場所としてなかなか良い感じ。

ちなみに、一部本社には砥削砥石を作っている工場があって、これも2012年度末までに移転させ再開発される予定になっていたが、工場は移転するもノリタケの森は存続する方向で確定したよう。名古屋と言えばかつて輸出向け陶磁器絵付加工の日本の中心地だったので、歴史的産業遺構が残されるのは良い事だね。

観光スポットとして名古屋にお立ち寄りの際は是非。