R.I.P.
なんて、それっぽいことを言ってみたところで常につるんでいたわけでもなく…。人生47年のうちの10代の6年間に同じ時間と空間を共有し、それぞれの道が有る一定期間交錯してはいたけれども、卒業してから次に逢ったのは25年も経ってからのことで、その後一年程度は交流があったが、ここ何年かは SNS 内で見かけていただけで、こちらから声をかけるというわけでも無く。

まぁ、それも、生きてりゃそのうちまた飲みに行くこともあるだろうなという程度の軽い気持ちで、日々に追われ終わりなき日常に埋没していたわけだけれども…死んじまったら、遭うこともできないわな。

人生も半ばを過ぎてぼちぼち終へむけての階段をあがる年齢になってきて、直接的に関わってくる死に対するいい意味での鈍感さを、歳を重ねた結果として経験という名の下に得られたモノということができるのであれば、多分、自分はそれなりの年齢になったんだろう。関わりの濃度がそれほど高くなかったというのは差しおいても、そこに哀しみや傷みがあるわけでもなく、ただもうそこにはいないという事実があるだけ…なんだけどさ。

なんかすっきりしねぇな。ま、そんな時は、昔を思い出して一杯やるに限る…と言うことで、献杯。