今更ながら Nikon1 V3 を購入。
正直、1inch センサーでミラーレスなんて… ぷぷぷって思ってたんだけど、このサイズで 35mm 換算 300mm ズームが扱えて、AF追従秒20コマ、本体重量282g、手ぶれ補正付きレンズ込みでも 500g に満たないのは、手持ちで動きモノを撮るには圧倒的に楽。これまで、フルサイズ機の Nikon D3 に SIGMA の超望遠 50-500mm で 4kg 弱、APS-C 機の Sony α77Ⅱ に SIGMA の超望遠 50-500mm (35mm換算ズーム端800mm)で 3kg 強を振り回してたのがアホみたいだったな…とw
画質的には 1inch なのでそれなりではあるけれども必要にして充分な画質は得られるので、動きモノを歩留まりよく撮るという事だけを考えるならもうこれで充分。重量もそうだけど、パッキングもキットのズームレンズ2本がエレコムのガジェットポーチに納まるまで質量が小さくなるので持ち運びも楽。これのおかげで、カメラに特化したバックパックも処分できる。断捨離断捨離。
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スペック的には、この機種の一年後(2015年)に発売された普及シリーズの J5 が、イメージセンサーを裏面照射型CMOSに刷新して暗所における高感度性能を格段にあげてきているので、今購入するには J5 の方が良いんだろうけど… J5 には自分的に致命的な欠点があるのよね。
AF 追従連写で動体を追い続ける場合、背面液晶だとやりにくくて、老眼になるとなおさら厳しい。それを解決するにはやっぱり EVF になるんだけれど、J5 には EVF が付かない。そうなると、発売されてからだいぶ時間がたっている現行ニコワンのフラッグシップ機 V3 に落ち着かざるを得ない… という当然の帰結?(笑)
一方で、フルサイズ機として α7 を持っているんで、マウントを揃える意味でも、同じ性格の α6500 という選択肢もあったんだけれど、いかんせん値段が高い。更には、α7 使ってるけど、AF の効く E マウントレンズを一本も持っていないので更なる出費を検討しなければならない。レンズを含めると、いわゆるな一眼レフと同じ価格レンジに入ってきてしまうので、α77Ⅱ のシステムを処分した意味合いが薄れる。その点、この V3 は EVF 付きのプレミアムキットを新品で購入しても 7 万弱というコストパフォーマンスの高さ。
外で運動会やらスポーツやらで動体をさっくり撮るのに最良の選択肢だと思う。
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システムの将来性に不安があるけれど、だからこそ買うなら今かなということで、おすすめ。普通に撮ってもこんぐらい写るしね。まぁ、冒頭の α7 と Flektogon で撮った写真と比べるとアレだけどw