今日はさくっと帰ったんで、まぁ、ニュース見てたんですけどね、寝屋川の小学校侵入事件に絡んで、各地で防犯マニュアルの見直しやら、訓練なんかが行われていることが取り上げられてましたけど、あれってどうなんでしょうねぇ・・・。


 
確かに、訓練することによって、危機管理に対する意識は高まると思いますが、これまでやってなかったのであれば、結局は、喉元過ぎれば・・・なんつう話じゃないけど、また元に戻っていくような気がして・・・。いや、もちろん、訓練することは大事だと思うし、必要なことだと思うので、文句があるわけじゃないんですがね。

ただ、そんなニュースを見てて、訓練やマニュアルも大事ですけど、それを運用する人間がちゃんとマネージメントできてんのかなぁと、ふと思ったわけで。現場にいる人間それぞれが、同じ方向を向いて自分自身それぞれで考え的確に判断できるように、何のためにやっているのかという根本的な部分での意識付けを平行して行っているのならいいのですが、ただ訓練してマニュアル読んでなんていうだけじゃ、同じことの繰り返しのような気がするんですが。

先生という職業の最終的な目的は普遍的に変わらないと思います。そしてそのゴールを達成するためにやらなければならないことがたくさんあると思います。今回の事件のような事態に関する危機管理も、また、そのうちのとても大切な一つですよね。

「なぜ危機管理をしなければいけないのか?」

短期的に見れば子供たちを守るためということになるし、長期的に見れば教師というアイデンティティの最終的な目的である、子供たちを無事に社会へと送り出すためということになると思います。

果たして、どれだけの先生が同じ方向を向いて、真剣に「何のために?」ということを考え、「そのためには自身はどのように行動すべきか?」という自分自身のマネージメントをきちんと行うことができているんでしょうかねぇ・・・。そして、その先生たちをマネージメントしている人たちもまた、どこまできちんと同じ方向を向いて考えているんでしょうかねぇ・・・考えてないことは無いんでしょうけど、考える方向が違っているような気がしてならないのですが・・・。

なーんて、柄にも無いことを考えてしまいました。(苦笑)