役者が歌う歌。
iTunes で CD を整理していて懐かしい CD が出てきました。松田優作が逝った後に企画もののCDとして出たものなんですが、久しぶりに聴いて、良くも悪くも一種独特なブルーズだなと。(笑)
どうしてこう味のある役者の歌って、その人生が歌に載っているような歌い方になるんでしょうねぇ。歌詞がどうとか、メロディがどうとか、そういうことじゃなくて、その歌い方そのものにその人物のすべてが現れているような感じがして、誰のを聴いてもそれぞれのブルーズとなっているような気がして。
松田優作が歌ったのは、原田芳雄の影響によってのことだったと思うんですけど、この原田芳雄の歌もまたものすごーいブルーズで松田優作の歌い方に通じる(というかこっちが先か)ところがあって好きだったりします。レコードしかもってないけど。
また、松田優作の死によってその行き方が役者へと変わってしまった石橋凌にしても、もともとは ARB という硬派なバンドをやっていたわけで、まあジャパニーズロックと言ってしまえばそれまでなんですが、やはりその歌い方はブルーズだし。
北野たけしもまた、その歌い方はブルーズだったりしてとても好きだったりします。はるか昔、オールナイトニッポンのエンディングに流れていた”浅草キッド”という曲を聴いて、夜中、一人何とも言えない寂寥感を毎週味わっていました。(苦笑)
てなわけで、役者というくくりで音楽聴くのもいいですなー。
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Comments
こんばんは、Border.さん。
「浅草キッド」いいですよね。
しんみりするけどあったかい・・・そんな感じ。(ってどんなカンジだ?)
あたしもしっかりオールナイトニッポン木曜日聞いてましたよー。
>sora さん
おはようございます。
おおっ!聞いてましたー?木曜日。あれを深夜に聞くと、なんだか寂しくなってましたねぇ。あー、また明日が始まってしまうって言う感じで。(苦笑)