東京R不動産。
ここ最近、不動産というか建築業界というかで、いわゆる R がキーワードになっているわけですが・・・。
このR、いわゆる、リノベーションとかリサイクルとかの単語の頭文字”R”から来ているもので、オリジナルデザインによる家具やインテリアプロダクツの企画・デザイン・製造・販売を手がけている IDEE が、旧くなった学校やらビルやらを新しいコンセプトで付加価値をつけ再生するという取り組みで始めた R PROJECT に端を発しているわけですが・・・どうもねぇ、私みたいな庶民には敷居が高いんですよ、オサレーで。(笑) まぁ、六本木だったり日本橋だったりというところでもあるので、仕方ないんですがねぇ。ましてや IDEE がやってるわけだし。
と思っていたら、こんなところもあるんですねぇ。
→ http://www.realtokyoestate.co.jp/
今までの不動産の常識で言えば、事務所であったり住居であったり店舗であったりの括りに基づいた、物件の斡旋だったわけですが、ここの特徴はそういった既成の概念をとっぱらって、物件を斡旋しています。
「多少古くても良いので、雰囲気のある家はありませんか……」
「バルコニーが広かったり、ちょっと庭があるような物件ありませんか……」
「倉庫のようなカッコいい物件を事務所にしたいと思って、ずっと探しているのですが……」
「どんなにキレイでも、全く味気ないものばかり紹介されても…」
「一戸建てを改装して住みたいと思っているのですが……」
私なんかも、昔思っていたのは、倉庫で1階が駐車場兼作業場みたいな感じで、2階はワンルームで仕切り無しで・・・何ていうところに住んでみたいなんて思ったことがあります。そんな思いを適えてくれそうな不動産屋な感じですね。
このサイトは不動産のセレクトショップであり、同時にまったく新しいタイプの不動産メディアなのです。
カテゴリも”レトロな味わい”とか”眺望GOOD”とかで、案件のタイトルも”文化的な街の戸建”” 屋上で息抜きしよう!””時代を受け継いで”とかになっていて、値段はあれですが、見てて非常に楽しいです。
ご興味のある方は一度ごらんあれ。(笑)
■リノベーション [renovation]
(1)刷新。改革。
(2)修理。改造。修復。 ~三省堂提供「大辞林 第二版」より
最近流行りですね、「リノベーション」。
どいつもこいつも、ですもんね。
とは言え、俺もそういうのは基本的に好きだし、ちょっとダサめでカッコイイところがステキだったりします。
大好きなD&Departmentでずっと昔から「ホテル」を作るという企画があって、いつか使わなくなった病院や小学校を使ってやる!みたいな感じで。いつの日かそれが出来るのを楽しみにしてるんですけど、実現を待つ間に世間では猫も杓子もそんなことをやりはじめましたね。
古くなってしまった物件は確かに存在して、それの新たな利用法として魅力的なことですもんね。
「付加価値」これ大事ですね。ものすごく効率よくお金を生み出すものですもんね。
>yujiroさん
こんばんわー。^^
ほんと流行ですねぇ。本物は少ないようですが。(笑)
コマーシャルベースで考えると、付加価値つけて再生っていうのが重要なことなんですが、まぁそれはそれとして、私的には、新しさやら便利さやらで捨ててきてしまったものを見直すいいきっかけなんではないかなぁと思っとります。
京町屋なんかもその典型で、冬は寒い住宅ですが、その寒い環境の中で普段気づかない気づきが得られたりするもんですしね。ガスやら電気やらの暖房器具に頼らない、薪ストーブなんかも、薪をくべるという一手間を行うことによってゆとり的な部分が生まれたりしますしね。(笑)
まー、あれですは。スローライフっつうことで。
>とは言え、俺もそういうのは基本的に好きだし、ちょっとダサめでカッコイイところがステキだったりします
私も好きなんですよねぇ。
探偵物語で松田優作が住んでた事務所や、トム・ソーヤの木の上にある家なんかもう最高。(笑)