ビビットスクェア再び。
会社変われど仕事は変わらずと言うわけで、土曜日、物件があがった”ビビットスクェア“へ物件調査へ行ってきました。セール期間だったので隣の”ららぽーと”でちょろっと買い物もしつつ、暑いのでビールも飲みつつ。(笑)
以前にもビビットスクェアについてはエントリーしたんですが、この商業施設は南船橋の”ららぽーと”に隣接して昨年の12月にオープンし、テナント構成としてはホームセンターのスーパーバリュー、スポーツオーソリティ、HMV、本屋のリブロ、セガ、ラオックス・アソビットシティなどの割と大きめのテナントを軸に、中小規模のテナントで構成されていて、ららぽーととの差別化を計るのに苦心しているような顔ぶれになってます。
さてどんなもんだろう?と思って”ららぽーと”経由で覗いてみたら、やばいぐらいのガラガラ状態でした。(笑) セール期間で駐車場無料にもかかわらず、駐車場は空いてるし。隣の”ららぽーと”なんて、とんでもないぐらいの人の賑わいで、駐車場も近場は満車でかなり奥の臨時駐車場まで入れに行かなければならなかったのに、”ビビットスクェア”には人の入っていないお店がけっこうあって・・・数えようと思えば全体で何人の人が入っているか数えられるぐらいの人の入りでした。テナントとして入居してくれっていう話で、条件はとりあえず言い値で良いよっていうことだったんだけど・・・これはやばいっしょ。
テナント構成を見る限りでは、それほど悪い構成でも無いと思うので(1階にホームセンターを入れてしまうのはどうかと思うが・・・)、やはり施設の使い勝手がかなり影響しているような気がしました。ここの建物コンセプトが、”従来の施設イメージを凌駕!”なんてうたっているんですが、これが仇になっているような気がしてならないのですよ、私的には。
ビビットスクエアは新しいコンセプトを多面的に取り入れた施設で、来場者の快適性を求めて高さ25メートル、幅最大19メートルの国内最大級の吹き抜け空間を設けています。店舗棟からは、駐車場棟に直接アクセスできる機能を兼ね備えています。
こうやって読んでみると、「おお!素晴らしいんだなっ」なんて思える感じですけど、実際に見てみると全く快適じゃない。吹き抜けがあったって、建物中心から各テナントの顔が見えないもんだから、賑わいがまったく感じられないし、吹き抜けを背にしてそれぞれ独自のショップ作りをしているので、テナント同士の繋がり感もまったくなく、施設としての面白みが全くない。要は、お客さんを呼び込むような作りになっていないんですよねー。
ららぽーとの隣っていうぐらいだから、ぱっと見、テナントとして入るべき施設のように思えるけど、実態は絶対に入らないほうが良い商業施設ですね、ここは。
こりゃー完全に施設レイアウトの失敗だと思うんですけど、どうでしょうねぇ?