誰に教え込まれたのか、とーちゃんタバコやめなきゃだめだよーってうちのちびっ子が最近うるさい。なので、そんな気にも正直なりかけてたのだが…こういう珠玉のオフ・ビート・ムービーを見ちゃったらなかなかね（苦笑）

CS だったか、スカパーだったかで Jim Jarmusch ディレクトっていう事だったので何の気なしに録画しといたんだが、当たりだった。全編モノクロで、コーヒーを飲みながら煙草を吸って取り留めの無い会話をするっていうだけの映画だけど、そのリラックス感が秀逸。

出てる面子もタイトルが醸し出す空気感を体現してて良い。

ロベルト・ベニーニ × スティーヴン・ライト
ジョイ・リー × サンキ・リー × スティーヴ・ブシェミ
イギー・ポップ × トム・ウェイツ
ジョー・リガーノ × ヴィニー・ヴェラ × ヴィニー・ヴェラ・Jr
ルネ・フレンチ × E・J・ロドリゲス
アレックス・デスカス × イザック・ド・バンコレ
ケイト・ブランシェット
メグ・ホワイト × ジャック・ホワイト
アルフレッド・モリーナ × スティーヴ・クーガン
GZA × RZA × ビル・マーレイ
ビル・ライス × テイラー・ミード

方や、回覧で回ってきた雑誌 “TITLE” のテーマがコーヒーにあう音楽なんて…煙草にコーヒーに音楽…あー、なんて至福の時。贅沢な時間。俺的にコーヒーにあう音楽はやっぱりこいつかな。

昔読んだ禁煙本に、煙草は素晴らしいものだと洗脳されてるからやめられないって書いてあったけど、そんなこたぁどうでもいい(笑)　これに変わる贅沢な時間の使い方なんてどこにある？

煙草もコーヒーも無ければ音楽のもつ豊穣さは半減するに決まってるさ…ということで一生禁煙なんかできなさそう。