スカイ・クロラ
スカイ・クロラ
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森 博嗣
中央公論新社
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ようやく読んだ。

時系列的には最終巻なんだけど、刊行順に行くと一番最初の本で、著者の森博嗣曰く “どっから読んでもいい” らしいが、これはやっぱり刊行順に読むべき。



1. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
2. ナ・バ・テア None But Air
3. ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
4. フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
5. クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky


時系列的にこいつを最後に読むと書き手が意図していない説明的な感じを受けてしまうので、この一連のシリーズが持つ透明的浮遊感に浸れないから刊行順に読むのが吉。んでもって、俺なんかは図書館で借りてるもんだから、てんでばらばらな順番で読んでしまってる(笑)…にしても、単独の作品としても充分読むに値するので良いって言えば良いが…。

でも、シリーズとしての一貫性という視点から全作品をぶっ続けに連続して読んだほうが良いことは間違いないので買って読もうかなぁ。単行本の装丁が良いのでパッケージとしても秀逸だから所有してて損は無い。そして、その装丁に使われている写真のイメージそのままの Trailer が期待させる、来年の押井守の映画早くやんないかな。

押井守と言えば攻殻機動隊で、攻殻機動隊言えば草薙素子で、草薙素子という字面はこのシリーズのメインキャラクター草薙水素に繋がるわけで、最初っからその辺りの映像を思い浮かべながら読んでしまっているっつうのもあるけどね…。