mozowondercityところに、タイムリーなコメントが。気がつかなかったけど、自販機無かったんですねぇ。トイレへ行く所にはあったので、見えないスペースにあえて設置してたのかなぁ…。見てくれを良くするには良いのかもしれないけど、顧客目線、ユーザビリティという面ではよろしくないかもしれませんね。

私的には、ジャスコのレジでタバコがパッケージで買えなかったのが結構ショック。タスポ持ってないので(笑)

規模の追求やオペレーションの効率化、テナントの顔ぶれ、施設環境に配慮するのも良いけど、こんな景況感の中なのだから、原点に立ち返って顧客に支持される施設とは本来どういうことなのかを追求して行った方が良いんじゃないかなぁというのが、最近の私の思いです。顧客に支持されるっていうのは、ハード的な部分の要素も高いけど、それ以上に人的な要素が占める割合が大きい。

当たり前の事を当たり前にやる。それが今の環境下で生き残って行くために必要な事。オペレーションがちゃんとできていないというのは、施設構成以前の問題で、もっての他ということですねぇ。

どう思います?イオンモールさん。もちろん、中の人の大変さは良くわかっておりますが…。

さて、その mozo WONDER CITY…2007年の店舗閉鎖、立て替えを経て、4/13 にリニューアルソフトオープンをしたが、ソフトオープン初日の入館者数が12万超、駐車台数述べ15000台超と、すこぶる好調にオープンを迎えているよう。

車客の減少と徒歩客、自転車客、駅利用客の増加という商圏の狭小化と深耕が進んでいる最近の商業施設の傾向を反映してか、足下商圏の潤沢さと駅徒歩5分という立地が好調に推移している要因となっている…んだろう。

店内に来館されているお客様を見ても、エイジ感が広く、シニア層まで来店しているところから、マーケットの状況が伺える…にも関わらず、その辺のお客様が買える店舗が少ないのがちょっと気になった。

顔ぶれ的には…名古屋初出店の L.L.Bean や、言わずと知れた ZARA (エアポートウォークに出店するはずだったw)、AZUL by moussy, 三菱さん肝いりの coen by ユナイテッドアローズ、ワールドさんの複合業態 FLAXUS と、準都心的 SC になっているけれども、言いようのない不足感があるのは否めない。

このような立地で、三菱商事が関わっているのであれば、当然、ダイヤモンドシティ的アプローチで計画をされていただろうから(施設の環境づくりからもそう考えられる)、イオンモールでは無い、ダイヤモンドシティ的顔ぶれであってしかるべきだと思ったが。

つくづく景況感の悪化に伴うテナントリーシングの困難さというものを思い浮かべざるを得ない。通常のイオンモールとの差別化を図る為に(オーナー=三菱商事の意向が強かったのだろうが…)、mozo という名称を新たにつけたり、施設キャラクターを企画したり、施設のブランディングを行ってはいるものの、決して悪い施設では無いし悪く言うつもりも全く無いが、中身=テナントの顔ぶれが意図したブランディングの域まで達していない。

mozo WONDER CITY は良くも悪くもイオンモールだった…というのが結論ですね。

施設的には古さを感じる様になってしまったけど、テナント構成としてはイオンモール (旧DC) 木曽川キリオの方が(ry