イオン、運営受託へ JR京都駅南側 大型商業施設 (Kyoto Shimbun 2009年8月20日(木))
開発会社の経営破たんで開業計画が遅れているJR京都駅南側の大型商業施設「ヴィノワ」(京都市南区)を、商業施設開発運営のイオンモール(千葉市)が運営受託する方向で建築主の清水建設(東京都)と調整を進めていることが20日、分かった。来春以降の開業になる見通し。

先日、見に行ったここ、イオンモールなら安心だ…と、出店を決めているテナントさんも胸を撫で下ろしているだろうなぁ。よかったですね。

イオンモールさん的にはどうだろう?

けっこうミソが付いた計画だったから、契約内容がテナントにかなり有利になっている可能性が高い。内装、ディベロッパー持ちで歩率数%、最保無しとか。(あくまで想像w)

となると、運営が結構難しくなるんじゃないかなぁ。採算性もそうだけど、継続性も含めて。出店契約のハードルが低いということは、それだけやめやすいと言うことだから。

某千葉ニュータウン方面で、住商アーバンさんが破綻した施設を受託したけど、結構苦労されていると風の噂に聞く。前受託会社時の契約条件を把握するだけで時間がかかったし、前受託会社とテナント間で契約書には載っていない話がどうなされていたのかなんて正直わからないっていうこともあって。

今回は開業前の破綻だったから、まだ整理しやすいのかな…?

ただし、まだ結論にいたってない状況なので暫くかかりそうですね。

イオンモールは「清水建設と協議を進めていることは事実だが、まだ何も決まっていない」(経営企画部)としている。ヴィノワの集客力や収益性などを見極め、最終判断するとみられる。


これで割を食うのは実はイオングループだったりしない?(笑) 京都ハナにジャスコ洛南…少なくとも何らかの影響は出るだろうな。