GF1 は愛すべきおもちゃ。
一個前のエントリーで駄目っぽい様に取られかねない事書いたので、いやいや、そうじゃないよという事で上の写真。カーブ気持ちいじって、周辺光量若干落としただけの現像でこのクオリティ…。
Panasonic Lumix DMC-GF1 は、所謂コンデジとは一線を画す、一眼クオリティ(あくまでもクオリティだが)で、コンデジ的使い方ができる非常に良いカメラ。
コンパクト機の中でも、RICOH の GRD や、Canon の G11, Sigma の DP シリーズ等、ハイエンドなカテゴリーと言うのは存在するが、カメラ自体の持ってる総合的な体力という部分で GF1 は当然それらを凌駕する。
ハイエンド・コンパクト機においては、やはり気になるのが素子のサイズ(Sigma の DP シリーズは別)とレンズのサイズで、RAW で撮れるとは言ってもそのクオリティは一眼画質では無い。それにフォーカス速度が遅いというのもいただけない。あくまでも、ハイエンド・コンパクト機はコンデジの延長線上の上位機という位置づけで、一眼とコンデジとの間にひかれた線を超えられる物ではない。
GF1 は素子サイズとしては、17.3×13.0mm と APS-C の6割強のサイズだが、旧来のフォーサーズ規格として、オリンパス一眼で使われて来ているサイズであるし、一眼としての経験値の蓄積がある。その上での、このコンパクトさに意味があるのであって、そういう部分で絶妙な位置取りができていると思う。
以下にあげる写真も一枚目の写真と同様、フル・オートのカメラ任せで撮った物だが、それでもこのクオリティの絵を吐き出してくれるのはとても素晴らしい。
カメラに対して、それぞれの好みやポリシー、オピニオンがあると思うが、GF1 は、僕的にはフルオートのカメラ任せで安心して撮れる優秀な愛すべきおもちゃという位置づけです、ハイ。