花の下にて春死なむ
“願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ -西行-“… は三軒茶屋が舞台だったな。
ウチの中ではゴールデン街と言えば内藤陳氏で、一度は行ってみたいなぁと思いつつ、20代の若造が行くには早いんじゃないかなぁと思い、結局行かずじまいだった、日本冒険小説協会公認酒場”深夜+1“。そんな思いもいつの間にやら忘却の彼方。そして一年前に内藤陳氏の訃報をネットで見て80年代から90年初めのあの頃を思い出したりと。酒の味を覚える前に、小僧の時に酒を覚えたのは内藤陳の「読まずに死ねるか」や酒口風太郎(風間一輝)の「BAR酔虎伝」だったもんなぁ。
果たしてもう行っても良いぐらいの年輪は重ねたかね?