ORIENT Bambino
先日購入した ZenWatch は、当初の感動はどこへやらw 2週間程度でオクへ放流という体たらく。情報端末を腕に付けるという利便性はとても高かったけれども、通知に追いまくられ手元で情報を受けることがとても煩わしく感じられてしまい、挙句の果てには通知オフにして運用という、本末転倒な悲しい感じに(笑)
であるなら、宝飾としての性格をもった腕時計の一種としてはどうかというと、一番大きな弱点はタッチパネルな液晶画面で表現できるデザイン性は無限にあると思いがちだけれども、文字盤や針、デイト表示等の、立体デザインやケースの精密的美しさと機能美には叶わないなという結論。要は普通につけてても飽きてしまうのと、着け心地が悪い。
だから、Apple はそのあたりがわかっていて腕に着ける時計をのものを結構研究して Apple Watch を作ってきたんだなと個人的には推測される。ケースのリューズや、風防なんかを見ていると特に。ただ、それでも腕時計じゃないんだよね… 残念ながら。
要は、ちょっと自分的にはスマートウォッチは時期尚早だったという事。
このカテゴリが今後どの方向へ進化していくのかわからないけれども、個人的には、購入意欲が湧くとすれば、時計バンドにスマート機能を持たせるとか、風貌が透過液晶になっていて通知表示が浮かび上がるとか、液晶表示が無い Withings の様なアクティビティトラッカーに特化した様なものが良いかな… カシオが出すと予告しているスマートウォッチも気になるけど。
そんなことをつらつらと考えていたら、良くない事にまたぞろ時計熱がぐつぐつと煮え立ってきたので(笑)、冠婚葬祭用の時計を一本、スマート・ウォッチを売り払ったお金でお取り寄せ。
一応、フォーマルな場所で使える時計は持ち合わせているけれども、ブレスが金属な為、葬式には使いにくいので、ホワイトダイヤルで3針、シルバー・ケース、ブラック・ベルトのクラシカルかつミニマルなデザインの手頃な価格の時計を買っておかなければと予てから思っていたところだったので。
フェイス・デザインとしてはセレクトが軒並み推している Daniel Wellington や、SPA 方式でカスタムオーダー可能な時計でブレークした Knot-designs なんかが、価格も手頃で買い易いけれど、どちらもクォーツなので躊躇。JUNGHANS の自動巻きがドンピシャだけれどもお高い(笑)
ま、Daniel Wellington は3針じゃなく、Knot-designs はスモセコというのもあったので、最終的に、似たようなテイストで要求を満たす時計を探して見つけたのがこのオリエントの海外モデル、バンビーノ。
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取りあえず Wish List に放り込んでおいたら、いつの間にやらタイムセールで 10k を切る価格に変更されていたので、迷わず購入。ベルトがブラウン仕様なため、別途安い黒革のベルトも追加。
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ラグ幅が 21mm とあまり見かけないなサイズで選択肢が少なかったので、あまり注意せずに注文してよく見たら合成皮革だった… orz とはいえ、商品的には全然問題なかったので良しとしておこう(笑)
この時計、ケース・サイズが40.5 mmで厚みは 11.8mm だけど、風防がドームなため、スペックほどの厚みを感じさせない絶妙なデザイン。何よりもこのプライスにしては細部まで拘っていて、クラシカルかつシンプルで見た目数万円はしそうな雰囲気を醸し出しているので、フォーマルな席でも十分に使用に耐え得る。SEIKO の子会社オリエントなので、品質にも定評があるし、良い買い物だったなー。
やっぱり時計は舶来かつ高けりゃ良いってもんじゃ無いよね(・∀・)