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ウチの厨房の内野用グローブを刷新したので型付けをどうするかな…といろいろと検討して、湯もみ型付けってどうなのよ?と思い立ったので、自前の一年ぐらい使用した、とは言えコーチで持って行ってただけなので新品に近いローリングスの HOH オールラウンド オジー・スミス・タイプを、ネットで見つけた湯もみ型付け専業店へ出してみてあがってきたのが冒頭の写真。


このグローブ、ウェブが6本指仕様でグラブ裏に指あてが付いているタイプなんだけど、型付けをするにあたって意外に邪魔になるのがこの指あてだったりする。ここが固いので、グラブポケットが広くならないのよね。まぁ、そんなに真剣に型付けをしていたグローブじゃないので良いんだけど。

その辺の話はこの辺りが参考になる。

んで、湯もみ自体はどうなのかというと、それも賛否両論がいろいろあるみたいで、「グローブがへたるのが早くなるからダメ」「湯もみを開発した久保田スラッガーの様な湯もみを前提にした革ならいいけど、メーカー製はやめておいた方が良い」なんていう話もあるので、いきなりウチのやつが使う新品グローブ(なにせ高かったw)を湯もみするのは気が引けたので、手元のグローブを出してみたのが事の次第。

結果として非常に使いやすくあがってきたので、湯もみはアリというのが結論。湯もみ後のポケット部は以下で、いい感じに仕上がっていると思う。

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お願いしたのは「こだわりの型付け 型付け工房」さん。湯もみ型付け専業でリーズナブルな価格(今回は3,900円+送料650円=合計4,550円)で、出来上がってきたグローブを見る限りでは、しっかりとした仕事をしている様なので(偉そうですんまそんw)湯もみを検討されている方にはお勧めできると思う。

ただし、専業かつ職人集団っぽいので、注文から納品までの一連の流れがアナログで時間もかかるので、お願いをするにあたっては余裕をもって注文するのが吉。

ウチが頼んでから納品されるまでの流れを参考まで。混んでいるので通常よりかかるとは事前に言われていたので文句は無いwけど長かった。(納期12~14日、到着日・休業日除く)

3/18(土) WEB より注文
3/20(月) 注文請けメール受信(金額・振込先・注意事項等)
3/20(月) 振り込み手配
3/22(水) グローブ発送
3/27(月) 入金確認メール受信
4/19(水) グローブ発送メール受信
4/20(木) 商品到着


で、肝心のウチのやつが使う新品グローブだけれども… 即レギュラーで試合に出る必要があったので、時間が無くて通常のオイル型付けをウチがやったというオチ。

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今回購入したグローブは Asics の軟式最上級?グレードなので革質も良くて、型付けもしやすくあっという間に馴染む感じだったので、要は、それなりに上質な革を使っているグレードの高いグローブは、買ってすぐに使う必要が無い限り、オイル型付けで馴染ませるのが良いかも。お湯に突っ込むという事は何かしら革にダメージを与えると思うからねー。