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この手のマスク、各社から販売されているけれども、Non Medical Mask = 非医療用マスクがほとんどなので、感染症対策として果たしてどこまで有効なのか。



医療用マスクの定義は「主に医療現場もしくは医療用に使用される感染防止マスクで、外科手術などの際に使われます。 “外科の・手術の”と言う意味から「サージカル(surgical)マスク」とも呼ばれています。(via Google Search)」ということらしいのだけれども、国内基準は無いようなので、アメリカのASTM(米国試験材料協会)基準を参考にもっぱら規格されているよう。

なので、感染症対策を考える場合その規格に合致したものが、性能的に一番無難っぽいが、じゃぁ、Non Medical Mask って一体何なのよというとググっても明確な定義は出てこず(まぁ、非医療用であるというのは明確なんだけどw)、一体どこまで感染症対策に役立つのかまったくわからない。

冒頭の写真(CHROME CITIZEN FACE MASK)以外にも、ユニクロのエアリズムマスクも持っているが、そちらも医療用マスク基準では無いようなので (via エアリズムマスク)、感染症リスクにどこまで対応できるのかわからないというのが正直なところ。とは言え、エアリズムマスクは3層構造になっているので、少しは性能が高そうな気はするが。




他にも気になる商品として、ミズノのマウスカバー(抽選販売に外れたw)や UNDER ARMOUR のスポーツマスクがあるが、どれを選んでも感染症対策としての性能面では大差なさそうな感じで、この手のものは見てくれだけの差で選んだほうがいいっぽい(笑)。




となると、変に無駄遣いはせずに、一般社団法人 日本衛生材料工業連合会での性能試験基準に基づいた不織布の家庭用マスクを使っておくのが一番無難ぽいなぁ。

参考:不織布マスクの性能と使用時の注意 pdf