昨日から出張でなぜか大阪にいる。

“なぜか”と枕詞がつくのはなぜかと言うと・・・

一昨日、昼過ぎに突然、上長から歯切れも悪く「大阪行ってくれないかなぁ・・・」と言われたからである。

そりゃ知ってますよ。
3ヶ月も前から大阪へ行かなければならない仕事があった事を。
社長から「まだ行かないのか!」とプレッシャーかけられてた事を。
さっきの社長ミーティングで「どうなってんだ!」と社長に言われた事を。

「だけどねぇ、私にも予定があるんですけど・・・。いや、決して行くのがイヤということでは無いんですけどね。せめて一週間前に言ってくれれば、それなりの準備をしとくんすけど。」
「一応、最低限の資料は作ってありますが、スケジュールを考えないと効率良くこなせないですよね。今回の仕事がどういうことかわかってると思いますが。」
「あ、それとね、同居人が6ヶ月の身重なんですけど・・・知ってますよねぇ?
“来週、2~3日出張行くから”って言うのと、”明日から2~3日出張だから”って言うのと、どっちが同居人にとって良いと思います?それぐらい馬鹿じゃないからわかりますよねぇ。」

なーんて言葉を飲み込みながら、大阪に来ている次第である。(^_^;)

ビジネスを行う上での肝になる部分てなんでしょう?


誰もが考え付かないような閃き?
絶対唯一の商品力?
究極のカリスマ性を持ったトップ?
誰もが真似のできないしくみ?
唯一無比の高いスキル?

もちろん、それらがあるにこした事は無いのだが、そのような恵まれた状況でビジネスを行える事なんぞ、ほんの一握りの部分に過ぎない。

誰もが本田宗一郎であったり、稲盛和夫であったり、藤田田であったり、孫正義であったりするわけじゃ無いんだから・・・。

そうでなくても、それなりに立派な実績を上げている企業など掃いて捨てる程ある。
そこには何があるのでしょう。
思うに、組織としてのスキルが高いからだけではないだろうか?

組織としてのスキルをあげて行くにはどうすれば良いかと言うと、あらゆる事態を想定し、工程・ビジネスプランニングを常に先回りして様々な選択肢を用意しておく事と、あらかじめ立てた計画と、その計画による結果である実績との差異を、あらゆる角度から検証し次へのステップとして粛々と積み上げていくことでは無いかと思う。

ビジネスにおいて大部分を占める重要な事柄は、工程管理と予実管理じゃないんですかねぇ・・・。

行き当たりばったりのやっつけ誤魔化し仕事じゃ、自分を高みへ上げられませんよ~。
ねぇ、そう思いません?部長。(笑

にしても、大阪の交通マナーって・・・
一年前まで大阪にいたので、わかってはいたのだが、東京へ帰ってからすっかり東京感覚に慣れてしまってて。
あり得ない路駐は多いは、車が来てるのわかっていて通行人は全くよけようとしないは、赤信号に変わって2~3台、車は通過していくわ・・・。(笑

昨日一日運転してて、ようやく大阪感覚に戻れました。