と口先だけでは言ってみるも、全然そんなわけではなくて。(笑) ついこの間もマン喫で、新しいシリーズもんに手を出してしまったので、読まざるを得ない漫画がまた増えてしまった。タイトル忘れちゃったけど、ドラマ化予定だかなんだかの、ストリートファイトで強くなっていくごく普通の高校生の話なんすけどね。

まぁ、本題はそっちじゃなくて、もそさんのところにあがっていた Comical Baton なんす。

ついこの間、Musical Baton が回ってきて、面白そうだったんでのったんですが、あっという間に爆発的に広がってしまったんで、私的にはもういいかなぁってな感じだったんですよ。もそさんがおっしゃられてるように、様々な亜種が出てたんですが、特に何とも思わずスルー。(笑) ああいうのって、どうしても、私的には、はやり始めに乗っかりたいなっていうのもあったんで。食いつくのは早いけど飽き性なんすかねぇ?私。(苦笑)

でもですよ、こいつはやっぱマンガ読みとしてはスルーできませんて。別にバトンだろうがたすきだろうが、そんなもんはなんだって良いんで、とりあえずのナイスなトラバ企画ということで乗らせていただきますねー。

■TB to 勝手にComical Batonを拾ってきました(w by 今日の覚え書き

内容は Musical Baton と同じで下記のお題に答えていくようになってます。

  1. 今あるマンガの冊数
  2. 今一番読んでるマンガ
  3. 最後に買ったマンガ
  4. よく読み返す、または特別な思い入れのある5冊

というわけで、ヒャウィーゴー!! ←ここの人のパクリです。すんません。(w


■今あるマンガの冊数
えっと・・・良くわかりません。(汗) 実家に帰れば、押入れの中に200冊以上は入っていると思われます。

■今一番読んでるマンガ
一番って言われてもねぇ。(笑) まぁ、この二つかな。

湾岸MIDNIGHT (30)湾岸ミッドナイト / 楠 みちはる
いや、別に走り屋でも何でもないんですけどねぇ、このマンガ、とにかく登場人物が吐く台詞がやけに心の琴線に触れるのですよ。(笑) 

「鳥が見るように大きく全体を見れば、モノの形や自分との位置関係も把握しやすい。現実に目に映る形にまどわされない。」「手間を省くと得るものも省かれる。」「まず自身の経験ありきだろう。人の話とか本とか他から得た知識でなく自身の身体を介した直接的な経験。そしてそれにどれだけのイマジネーションをのせられるか。イマジネーションを明確に描けるものが得るものもまたおおきいだろう。」「考えるコト、わかろうとするコト、そして見ようとするコト。いま目に映るそのモノでなく、その向こう側にあるもの。どうしてそうなったのか、なぜそうでなければいけないのか。いつもその理由を考える。考えなければ何もわからない。」「考えるからわかってゆく。わかろうとするから見えてくる。当たり前のことが結果、大きく道をわけてゆく。」

首都高・湾岸高速を舞台にしたあくことの無い公道バトルが繰り返し描かれてるだけなんですけどねー。

GANTZ 16 (16)GANTZ / 奥 浩哉
これは買わないんすけど、マン喫かコンビニで必ず読みます。(笑) 地下鉄のホームで死んだはずの主人公の玄野が一瞬にしてマンションに転送され、そこにおかれていた黒い玉の指示に従い他の死んでしまって転送されてきた人間たちと異性人狩りを行うという内容なんですが、その設定がまず面白い。そしてやはり絵がキレイ。物語の描写も絵のキレイさやコンセプトの面白さだけに頼るのではなく、心理描写もしっかり描かれてるし、なかなかに面白い漫画なのです。この人のHENっていう漫画は私的にはいまいちだったんですけど、この漫画でこの作家に対する評価が変わりました。

■最後に買ったマンガ
とりあえずエロいのははずすとして。(w

DEATH NOTE 6 (6)DEATH NOTE / 大場 つぐみ (著), 小畑 健 (イラスト)
これまた、設定がすばらしい。死神のノートを拾った人間はその所有者となり、そのノートに死に方を書き込むことによって人を殺せるなんて、俺にもくれ、そのノート。(笑) 少年ジャンプ連載なんで、打ち切りになったりしないだろうかちと心配なんですがねぇ。あ、毎回毎回次の展開が非常に読みにくい巧緻な設定となっているので、週刊誌では絶対読まないですねぇ。コミックで出るまで一切情報をいれないようにしてます。(笑)

■よく読み返す、または特別な思い入れのある5冊
正直5冊では納まらないのですが。(苦笑) まぁ、過去にエントリあげしたのは極力省くとしてこんな感じですねぇ。

ボーダー / 狩撫 麻礼 (著), たなか 亜希夫 (イラスト)
唯一、原作者の名前でおっかけるマンガの契機とりました、これ。この漫画の原作者は狩撫麻礼と言うんですけど、ペンネームによって、イメージを固定化されるのを嫌い、いろんな名義で原作をやってます。カンヌで審査委員大賞をとった韓国映画、「オールド・ボーイ」の原作漫画の原作者だったりします。で、この漫画。まぁ、私のハンドルがアレなので、推して量るべし(笑)ですが、大げさかもしれませんがこれを読んだ当時、私にとっての一つの転機になったりもしました。ちょうど大学行ってた時だったんですけどね。こいつについては、私のつたない筆ではとても書けるもんじゃないんで、ここを参考にしてください。ちょっとは雰囲気がわかるかもです。この人が原作する漫画は、どれも「あちら側」と「こちら側」、「マジョリティ」と「マイノリティ」などの2元論的対立をモチーフに、個としての倫理を強固に提示するように思えます。

河よりも長くゆるやかに河よりも長くゆるやかに / 吉田秋生
もう20年も前、厚顔の美青年だった高校生の時に読んだんですよ。内容がトシと深雪(男)という楽しくもちと重めの背景をひきずった高校生二人組みを中心とした物語となっていたせいか、はまりました。いやね、私には重い背景なんて全然無いんですけど(笑)、思春期特有の暗さって誰もがその頃は持っているじゃないですか。今思うにその部分がこの物語ののどこかに触れたのでしょうねぇ。主人公の二人が、河にかかっている橋の上で、「河は上流では、細いけれども激しく綺麗な水であるけど、河口に行くにつれ、色々な汚いものを含みながらも太くゆるやかに流れる。どっちがいい?」っていうような一節があったんですけど(手元に無いのでちと曖昧ですが)、いまだにそれを、たまに考えますねぇ。どっちがいいかって?それは内緒。(w

柔道部物語 (4)柔道部物語 / 小林 まこと
これはもうね、落ち込んだ時とか、へこんだ時に読むと元気になれます。いわゆるスラムダンク的な本ですねぇ。(笑)

岳人(クライマー)列伝岳人(クライマー)列伝 / 村上 もとか
これも20年ぐらい前に読んだのかな?今手元にあるのは文庫だけど。山を題材にした、短編集なんですけどね。大いなる自然を前にした時、いかに人間の力は儚いかということを感じつつも、それに立ち向かう人間の熱さみたいなものを感じられます。ってかなりベタでイタいコメントになっちゃったけど。(苦笑)

BLOW UP Vol.1 (1)BLOW UP / 細野 不二彦
大学を中退しジャズにかける主人公を中心に様々な人たちの人生がまるでジャムセッションのように絡んでくる、ジャズ漫画。夢を忘れそうになった時なんかに読んでみてはどうです?そこのあなた。(笑)