re.gif客人が大阪より出てきたので、手狭な自宅へ泊めるにはどうかと思い、コネを使って船橋ららぽーとにあるホテルをとって、夕飯を ViVit SQUARE へ食べに行ったんだけど…しばらく行かない間に、一段とテナントが退店して、客も減ってる。土曜の18時過ぎという書き入れ時の時間帯にも関わらず、各飲食店に客が1~2組程度の入りってどうなのよ。

ららぽーとの隣にある商業施設とは言え、いつ行っても空いてるので、ご飯を食べるには結構重宝してたんだけど(わりとまともな飲食店が入ってるし客が少ないからすぐ入れる:笑)、物販店が抜けるのはわかるんだけど、飲食店がかなり歯抜けになってたのは如何なものかと。

物販店だったら基本、ドライゾーンなんで退店しやすいが、飲食店だと厨房設備等のイニシャルがかかってるので、退店しにくいはずなんだけどねー。(まぁ、出店コストがデベロッパー持ちだったのならその限りじゃないけど)

物販ゾーンの方も、空いてる区画がかなり目立ってて、閉店セールをやってるお店も。「ビビット変わります」宣言をやってて、確かに改装もしてたんだけど、それもね、どうなんだろう。

もともと、外資連合で一貫して開発運営されてた施設で、ラサールインベストメントマネジメントインク(シカゴ本社)の全額出資の日本法人であるラサールインベストメントマネジメント社が設立した特定目的会社が事業主となって、パシフィカ・モールズ社に開発・企画・テナントミックス・リーシングを委託、オープン後の運営管理はジョーンズラングラサールというチームだった。

そのせいか、所謂、USっぽい作りで、屋根はかかってるけどオープンモール的な建物構成になってたんだよね。中央に大きな吹き抜けを作って、それを挟むように商業モールが4層で2棟建ってて、その2棟をブリッジでつなぐ構造…かな。


オープンモールは日本の天候には合わないって。それに、広い敷地があるわけでもないので、ダイナミックなデザインができるわけでもないし、中途半端にしかならないにつきるね。この施設見てると。と思ってたんだけど、久しぶりに行ったら、それに気が付いたのか、吹き抜け部をクローズドっぽい作りに改装してたよ。今更どうなんだろうねぇ。(笑)

昨年だか、東南アジア系の不動産投資会社、キャピタランドが210億円で買って、PM業務は丹青モールマネジメントがやってるはずだから、この改装の企画は丹青モールマネジメントなのかなー?

でもね、施設の作り的な部分はやっぱ福次的なものであって、顧客を呼べない大きい原因はテナントに魅力が無いからだと思う。アパレル系がしょぼいテナントしか入ってなかったので買いまわりがしにくい。ましてや、隣に年間500億超のららぽーとがあるからね。GMSや百貨店が核として入ってないモールで500億超売るのは驚異的だからなぁ。それだけ、全方位的な買い周りのできる魅力あるショップが多いっていうことだろうね。

だったら、ららぽーととは一線を画して、もっとラグジュアリーっぽいブランドを集積させるとか、アウトレットモールにしちゃうとか、マルキュウ的なカテゴリーにしちゃうとか、マニアックな部分に特化しちゃうとか、やりようがいくらでもあるような気がするんだけど、とりあえず内装をいじっただけじゃねぇ…無理。(笑)

丹青モールマネジメントさんのリーシング企画能力が今後試されるわけだけれども、今空き区画がやたら多いのは次の布石のためっていうようなあっと驚く仕掛けを仕込んでることを期待してます。


にしても、丹青モールマネジメントさんって難しい物件に手を出すのね…リズムとか。(笑)