light and shadow
エージェントから、某老舗外資系メジャーアパレルが新しくブランド展開するんでお前さんどうよ?…っていうオファーがあったので、取りあえず話しを聞きに行ったんだが…どうも今ひとつのりきれない。

内容的には、最近日本における態勢の見直しを行ったので、本国からのグリップの下に日本マーケットの再開拓をこれからやっていくという事で、日本法人に潜り込むには良いタイミングだし、年収ベースで現状の最大1.5倍という景気の良い話であった。

そのブランド自体、高くてそう頻繁には買えないけど個人的には好きだし、仕事的に現状の職種とドンピシャでは無いけれども二アリーで、過去の経験が使えるのでどうとでもなるし、何よりメジャーであるということが大きい。

それでも、気持ち的な部分でのざわめきみたいなものはあるんだけれども、ピンと来ないというか何と言うか…。

現状のアパレル業界を取り巻く厳しい環境を踏まえると、

そこが新しく考えている MD の価格がマーケットに通るかどうか怪しい。
現役から離れて数年経ってるスキルで再度勝負するのに不安がある。
ブランド的には年齢があがってきており、新客がとれていない。
そもそもビジネスが上手く軌道にのらなければ即畳むこともあり得るのが外資。

…とか、のりきれない理由に対して色んな理屈付けはできるんだけれども、どれも自分的にはしっくり来ない。

しっくり来ないと言う事は、考えるに及ばず見送った方が良い…っていう事なんだろう。

上記のような事をつらつらと考えていて、結局の所、いつの間にやら今の環境に馴れてしまっている自分を発見してちょっとへこんでたりもする(苦笑)

ここ最近のマターが、家賃の低減や有利な条件での撤退等、ハードネゴを伴うネガティブワークだった事も災いして、広義な意味での仕事に対するモチベーションが下がっていた事も影響しているんだろうなぁ。

要は、何の準備もしていなかったということに気がついた…と言うか見ないフリをしてたので、ここは見して次のひきで何をつもって来ても良い様に準備をすることにする(笑)