スマホの画面修理(Xiaomi Mi 9 lite)
YouTube で、スマホの機種名+Teardownとか、Display replacement とか入れて検索かけると山程出てくるので、ほとんど需要は無いと思うが、下書きにそのままになってたので参考までエントリーあげ。(最近のスマホはほぼ似たような感じで実装されているし、構造的には他機種も同様だと思うので)
冒頭の写真は、同一機種のジャンク(画面割れ点灯可)を入手し、画面点灯不可になっていた手持ちの機種とニコイチにしてとりあえず画面復旧し、バックアップ作業をするところ。なぜひと手間(コスト含め)かかっているかというと、うちの小僧が LINE とかゲームのバックアップをしていなかったため。
バックアップは重要。
手順的には両方のスマホのバックカバーを外して、システムから画面へつながっているコネクタ(赤丸部分)を外し、生きているスマホの OLED FPC ケーブルをつなぐだけ。
上記手順でとりあえずバックアップを完了したので、今度は本格的に画面の修理へ。ディスプレイの入手先はお馴染みの何でも揃う Aliexpress で 6K¥ちょっと。オーダーしてから20日ぐらいで手元に届いた。
ヒートガンとツールを使ってディスプレイを剥がしていくんだけれど、ヒートガンで炙りすぎると本体がいかれるので、60度から80度で30秒から1分ぐらいあぶって様子を見ながら剥がしていくと良いと思う。
ディスプレイ側はぴったりと本体カバーにハマっているので、かなり薄いこじ開けカードを使わないと剥がせなかったので、最終的に受話スピーカー側よりアプローチして剥がした。
左側にひげみたいに写っているのは本体側に残っていた接着剤。新たに接着する時にじゃまになるので爪楊枝できれいにしておく。
受話スピーカーのメッシュカバーはディスプレイに接着されているので、剥がした方を再利用するため、慎重に剥がす必要がある。
バックカバーの取り外しは画面ほど難しくはなく簡単にはがせると思う。
バックカバーを外すと基盤をカバーするパネルが出てくるので、コネクタにアプローチするためにそのカバーを外す。外すネジは上記赤丸部分すべて。一部のネジにシールが貼ってあり、分解したかどうかわかるようになっているが、そこは気にせず一気に(笑)
下側の赤丸部分がディスプレイとのコネクタ部。表から差し入れて裏側ではめる形となっている。注意点としては絶縁テープは再利用するので、極力きれいに剥がすこと。
ここまで出来たら後は取り付けるだけ。
仮組みして映ることを確認したら接着。
この状態で24時間放置して完了。
必要機材は以下。
Xiaoyi ()
¥2,880
トラスコ中山(TRUSCO) ()
¥812
EZARC ()
¥2,750
Kingsdun tools ()
¥1,260
KGX ()
¥1,380