テロリストのパラソル / 藤原伊織
”アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し二十年以上もひっそり暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。”
自分のルールにこだわり続け、生き方を変えることもできないし、そんなつもりもない・・・。そんな男の物語が、暗く沈んだモノトーンの背景の中に洗練された筆致で描かれています。ラストの優しさにはただ泣くのみ。
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Comments
ふーりん Says:
2005/2/21 at 1:36 PM
Border. Says:
2005/2/21 at 3:38 PM
こんにちはー。
私も会社の人に勧められて読みました。すごくいい話ですよね。最後ちょっと泣きました。
ストーリーは別にして、主人公みたいな生き方に一種のあこがれみたいなのがありますね。
ただ、お酒が全く飲めないんですけど(笑)。
>ふーりんさん
おおっ!読みました?
ええ、己のルールを持って生きるということは中々に難しいですよね。小説内で主人公が今時流行らないなんて言われてますしね。(苦笑)
ええっ?ふーりんさんある中になりたいんですかー?(冗)
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