仕事上のツールをアップデートしなきゃなぁ…。んで、通常何を使ってやってるかを紹介がてら覚書しておく。ついでにこっから買ってくれれば(ry

地域経済総覧こいつで見るのはだいたい小売の年間販売金額であったり、世帯当たり平均所得であったり、世帯数の延び率であったりってな感じ。CD-ROM もあるけど高いから本で充分。今は2007年度版が最新かな。そいでもってこいつと合わせて使うのが、以下。

別冊 東洋経済 2006年 06月号 [雑誌]これは都市毎の特徴がまとまってるので、APPROVAL 資料作る時とかに薀蓄が書ける。(笑)

東京大都市圏・京阪神圏 駅別乗降者数総覧〈’06〉文字通り、東京圏・京阪神圏の路線別駅乗降客数が網羅されてる。名古屋圏、九州圏や全国のJRを知りたい場合は、オリコムが出してるCIRCULATION が良いんだけど、仕事頼まないと分けてくれないスキームになってるからな(笑)。国会図書館行けば、コピーできるけど。ただ、駅乗降客数が物を言うのはやはり首都圏・関西圏のごく一部だから、市販されてる本で充分。

上記の3冊に、出店地の商圏人口がわかれば、取りあえずのあたりは付けられるので、戦略地図情報システムを使って、円商圏・ドライブタイム商圏人口を算出し、ハフモデル分析なんかをやって、出店の可否を決めればいい。高いけど(笑)。


戦略地図情報システムで代表的というか、スタンダードなのが技研商事インターナショナルMarketAnalyzer。俺が渡り歩いた4社で使ってたしほぼ定番。駅乗降客数データとか、朝日新聞社の出してる民力データとかを追加できる。最小構成でも100万以上の値段がしたような記憶。最近のは Google Earth と連携させたりとかして中々高機能なんだよねぇ。

そろそろ前回の国勢調査データがアップデートされてくるはずじゃなかったかな。

その他に、ASP 型の地図情報システムとか使ったことあるけど、表現力が乏しいのと、スタンドアロン環境でもかなりの PC スペックが要求されるシステムだから、ASP ではちょいとしんどかった記憶が。月額の使用料が1ユーザー10万とかだったので、1年以上使うなら技研の買った方が良い感じだった。

で、本来なら、これらで自社の店舗にあったデータを抽出して既存店の売上データと関連付けて加重平均して重回帰分析すれば、売上予測を高い精度で行えるって言うのがディーアイコンサルタンツこの辺とかに書いてある…が肝心のやり方までは書いてないし、俺もできない(笑)。

ロジックはわかるんだけど、そこまで詰める根気もないし、そこまで詰めなくてもある程度の予測は可能だし、ま、めんどくさいしね。ただ、マックなんかはこのやり方で90数パーセントの確立で新店の売上予測を当てるっていうことを7年前ぐらいに聞いたから、大量出店する業種業態はそこまで詰めた方がいいのは間違いないだろうな。年間一人で判断できる件数なんて高が知れてるから、機械的に処理できる方法論は有用だからねー。

 
ということで、上記さえあれば、あなたも小売の立地開発ができる!…かもしれないw