烙印の森 / 大沢在昌
ふむ。アンドリュー・ヴァクスだね、これ。佳作。
ハイテク機械の改造マニア「福耳」=マッドサイエンティスト「モグラ」
ニューハーフのボディガード「シェリル」=男娼「ミッシェル」
BAR「POT」=ママウォンの中華料理店「性交園」
犯罪現場を専門に撮り続けるカメラマン「メジロー」
片腕の元傭兵「マーク」
静謐なるキリングマシン「フクロウ」
フクロウを狙うマリーンの教官「L.T」
出てくるのはプロ。アウトローでは無く、アウトサイダー。
“アウトサイダーっていうのは、やくざじゃない。プロだ。犯罪かもしれん仕事を、本業としてやり、しかも組織にはいっさい属していないような人間たちだ。自分以外にはいっさい心を許さず、過去も未来もない。しかもアトウロウとアウトサイダーのちがいは、仲間がいないってことだけじゃない。法律を犯しつづければ、アウトロウには誰でもなれるが、アウトサイダーには、それだけじゃない、別の理由が必要だ。”
最近、忙しくて本を読むモードに無かった。このぐらいだったらさくっと読めていいね。
嘘の裏側 (Hayakawa Novels)
posted with amazlet at 13.02.16
アンドリュー ヴァクス
早川書房
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