各社出店抑制しているトレンドとしては地方都市という一点でどうかなぁ…とは思うけれども、イオンモールの一番店 ” ソレイユ ” がコンペティターとして存在しているにもかかわらず、約350億の年商で昨対落とさず推移している百貨店核のモールだから、数字が読みやすいので買い…かな?(笑)

旧いモールなので、既存モール棟の導線がいまひとつなのと、百貨店と直結しているグランドフロアは良いが、下階の区画が正直微妙だけれども、三井さんとしては、当然、導線の引きなおしを含め増床にあわせててこ入れをしてくるんだろうなぁ。別館の導入予定店舗数が8店舗と少ないので、勝手な憶測だけど、大箱系を別館へリロケさせるとかね。ライトオンさんなんか、かなりの小型区画で商売されてるし…。

三井さんが周辺の住宅環境も一体で開発したところだから、所得も高いエリアだし、百貨店を核に持っている施設構成の良さを生かしてソレイユとのすみわけがきちんとできれば、更なる積み増しは約束されていると言って良いだろう。既存棟と増床棟が若干離れているのが気になるって言えば気になるが…。

後は、北の方で計画されているイオンモール祇園がどうなるかだけれど、距離感的にあまり影響はないかな。と言うより、これで益々中心市街地は地盤沈下していくんだろうね。直近で見られる関東の八王子みたいな感じで。

中国・四国地方最大級の商業施設 「アルパーク」増床計画 「(仮称)アルパーク別館」着工
(平成20年6月5日 三井不動産株式会社)
三井不動産株式会社は、商業施設「アルパーク」(広島県広島市西区)において、同施設の増床計画である「(仮称)アルパーク別館」新築工事を、平成20年6月6日着工いたします。開業は平成21年4月を予定しています。
平成2年に開業した「アルパーク」は、この増床により全体で店舗数約164店、店舗面積約90,200m2となり、店舗面積において中国・四国地方最大級の商業施設となります。当施設は開業以来18年が経過し、多様化するお客さまのニーズに応え、また、既存の「アルパーク」との相乗効果を図ることを目的に、増床計画を推進してまいります。

概要は以下


【「(仮称)アルパーク別館」建築計画概要(平成20年5月現在)】
所在地:広島県広島市西区草津南四丁目1720番3他
敷地面積:約20,066m2
建物概要:地上4階建て(1~2階:店舗、3~4階:シネマコンプレックス)
延床面積:約17,200m2
店舗面積:約13,200m2
店舗数:約8店舗※変更の可能性もございます
駐車場台数:アルパーク既存棟と合わせて約3,500台(臨時駐車場含む)
スケジュール:平成20年6月着工  平成21年4月開業(予定)

【「アルパーク」既存部概要/増床後全体概要】
所在地:広島県広島市西区草津新町2丁目26番1号他
敷地面積:既存部約36,200m2/増床後全体約56,266m2
建物概要:
アルパーク東棟(専門店) 地下2階地上10階塔屋2階建て
アルパーク西棟(天満屋) 地下1階地上5階塔屋1階建て
駐車場棟 地下2階地上8階塔屋2階建て
新館 地上4階建て
アルパーク別館 地上4階建て
延床面積:既存部約180,200m2/増床後全体約197,400m2
店舗面積:既存部約77,000m2/増床後全体約90,200m2
店舗数:既存部156店舗/増床後全体約164店舗
駐車場台数:(仮称)アルパーク別館と合わせて約3,500台(臨時駐車場含む)