裏世界ピクニック
1/4より放送開始されている百合属性「裏世界ピクニック」、原作を読んでいて期待値が高かったので、一話見た限りでは、万人受けするアニメ絵(原作カバー絵は申し分なし)な感じと、導入回というせいもあるのか網羅的に詰め込んできて通り一遍でかえって説明不足な感じを否めなかったので、正直違和感あって判断保留な状態だったんだけど(一話切りされても文句の言えない出来)、二話ですんなり見れたのでひとまず良かったかな。
「八尺様」や「くねくね」のようなネットロアをモチーフに現実世界の延長線上の裏世界(流行りの異世界ではないw)を探検する話なんだけれど、もう一つの軸としての主人公二人の百合百合しい関係性を楽しむという側面もあるSF(笑)
アニメだけを見ていると片手落ちな感じが否めない作品かもしれない。いわゆるなろう系の作品の場合、アニメと原作との間に横たわる齟齬というか違和感というか説明不足感ががそれほど大きくならない…例えば「オーバーロード」「幼女戦記」「魔法科高校の劣等生」…のは、先に映像を見ているからかもしれないけれど、それを差し引いても、こちらは原作も読むと一層楽しめるんじゃないかな。
そういった意味でもラノベと言うよりはハヤカワ文庫ものという事かねぇ…。
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)
posted with AmaQuick at 2021.01.13
宮澤 伊織(著)
早川書房 (2017-02-25T00:00:00.000Z)
¥391
早川書房 (2017-02-25T00:00:00.000Z)
¥391