2005.02.21
テロリストのパラソル / 藤原伊織
”アル中バーテンダーの島村は、過去を隠し二十年以上もひっそり暮らしてきたが、新宿中央公園の爆弾テロに遭遇してから生活が急転する。”
自分のルールにこだわり続け、生き方を変えることもできないし、そんなつもりもない・・・。そんな男の物語が、暗く沈んだモノトーンの背景の中に洗練された筆致で描かれています。ラストの優しさにはただ泣くのみ。
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自分のルールにこだわり続け、生き方を変えることもできないし、そんなつもりもない・・・。そんな男の物語が、暗く沈んだモノトーンの背景の中に洗練された筆致で描かれています。ラストの優しさにはただ泣くのみ。
”追うもプロ、追われるもプロ、追いつ追われつプロの意地と誇りをかけた壮絶なる死闘…”かなりの長編なんですがね、中だるみも無く一気に読了。シリーズ化へと続く余地が残った終わり方だったので、ぜひとも続編を読みたい感じですな。
泥棒ドートマンダー・シリーズ。ウエストレイクが別名義(リチャード・スターク)で書いている硬派な悪党パーカーシリーズの”誘拐”をテキストに誘拐を企てるという・・・。(笑) このドートマンダー・シリーズ、笑えますよー。
もう西原理恵子が書くカバー絵がぴったりくる、めちゃくちゃな刑事二人の話なんですけどね、ほろりとさせられたりします。リズム感溢れるコメディっぽい作品で一気に読めます。
このシリーズ、一応探偵モノなんですが、主人公はタフなイメージとはぜんぜん程遠いんですけどねぇ、”ナイーブな心を減らず口の影に隠して”なんつー感じで。良い味だしてて良いです。